マイタケ

走る事で街を爆発させてしまう男が、走って街を爆発させるまでの話。

短編を定期的に投稿していきます。どの話から読んでいただいても大丈夫です。

頭の狂ってしまった男が、宝くじで再起をかける。

新疆ウイグル自治区、オルファンに存在する石窟寺院。その寺院に関する衝撃的な論文が発表され、大学の準教授である私は同僚の熊谷教授と共に現地へ調査に赴いた。

小学生の頃、絵だけは得意だった僕は、将来画家か漫画家になろうと思っていた。だがそんなある日、自分より絵の上手い福井君が転校してきて、環境が変わり始める。

ゾンビが蔓延した世界。日本一のホームランバッターになる夢を持つ元プロ野球選手の井越は、野球の特訓をしながら全国を放浪していた。その道中、邪魔なゾンビ達をバットで駆逐しまくっている…

ある日同じグループの友達が、「俺、悪魔召喚したことがある」と言い出した。虚言癖のあるそいつの言葉を当時の僕たちは信用していなかったが、結局四人で深夜の学校の屋上に忍び込むことにな…

初めてクラブに訪れた大学生の俺は、結局ここでも惨敗を味わい、フロアの隅で項垂れた。偶然、そのフロアの隅に謎のドアノブがあるのを発見し、そこから奇妙な四畳半の一室に紛れ込む。

自分の貧弱な肉体がコンプレックスだった高校生の棒山はそれを解消するため高校のレスリング部に入部したが、結局それは自分のコンプレックスを加速させるだけだった。

ある日野良猫が拾ってきた謎の種が成長し、僕の家の中に奇妙な植物が生えてくる。そこから生まれた「黒い男」は、僕の家庭に入り込み、支配し、家族を操って自らを増殖させはじめる。