GW、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
それではTwitterでぼそっとつぶやいた、「がくぶ 作者視点の裏話(後日談)」を書いていきます。
何かしら異世界転生ものを書きたいなぁって思い始めたのが、昨年の11月あたりですね。その時は前作の「あやデュエ」を連載中だったので、何となくしか思っていませんでしたが。
実は年内に第1話と第2話だけ書いてみたのですが、何せ主人公が転生してから全く話が書けない! しかもテンポも悪い!
ノープロットだったため、最初からつまずいたわけです。全くキャラが動いてくれないという事態に。(今までは勝手に動いてくれていた)
それからはざっくりとでもプロットを作り、第2話を書き直し、あのお話に至るわけです。
正直、こんな結末になるとは思ってもいなかった(おい)。展開が変わるごとに、しょっちゅうあらすじを書き直していました(´ω`)トホホ…
今作は私の中でかなりチャレンジしたものになりました。
①新たに『異世界』を作らなければならなかった
②作者の私を元にしない、初めての主人公
③音楽要素を入れるか入れないかのせめぎ合い
①新たに『異世界』を作らなければならなかった
私の中で、異世界といったら前作で登場した『妖魔界』という世界なんです。小説を書き始めた5年前から脳内に存在する、ヨーロッパ&和風のかなり確立した世界で。(詳しくは「あやかしデュエット」をご覧ください)
しかし他の人が想像する異世界とはかけ離れており、イメージが食い違ってしまうと思い、新たに脳内に異世界を作ることに。
私の中の固定概念を壊さなければならなかったので大変でした……。
②作者の私を元にしない、初めての主人公
今までの主人公(マイナーレ、麻里菜、舞莉)は、全員私の分身のような存在でした。ネガティブ思考、コミュ障、いじめられっ子、目立ちたくないなどなど……。
ですが今作は、基本はポジティブ、社交的、ズバッと言えちゃう、リーダーになりたい! ……と、完全に真逆。だからキャラが動かなかったのか( ゚д゚)ハッ!
でもグローリアと私の共通点ありました。音楽が好きで気まぐれなところですね。
③音楽要素を入れるか入れないかのせめぎ合い
せっかく異世界転生を書くなら、みんなに読んでもらいやすいものを書こう! と思い立ったものの、ぶつかってしまったわけです。
「やっぱり音楽要素をどこかしらに入れたい!」
しかし音楽を知らない人には、音楽という言葉を見るだけで拒否反応というか、嫌煙されるんだろうなって思いまして。
大衆ウケをとるか、自分が書きたいものをとるか、かなりせめぎ合いました。
結果、
「楽器が武器になるっていうのは誰も書いてないでしょ! 斬新な話なら読んでくれるのでは!?」
となったわけです。
確かに過去最高のPVとブクマを取れましたが、やっぱり『音楽』がネックに(´;ω;`)
でも音楽要素ないと長編は書けない気がしてならない作者です。ラノベの知識が疎いので尚更。恋愛系も書けない。泣きたい。
(だったら有名作を読めというご意見は不要です。私は書き専です)
次回作は児童向けの小説になりそうです。おそらくエブリスタと魔法のiらんどのみの投稿です。
そこ以外のサイトに戻ってくるのは、今のところ未定です。