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昨日読んだ本が衝撃的だった。


こんばんは。私は昨日、ふと思い立って仕事帰りに本屋に立ち寄って一冊の文庫を買いました。角川の本ではないので流石に紹介は自重しますが(BANされたくないしw)あえて言うなら主人公が引きこもりの弟だった作品です。

前々からこの作品のことは知っていたんですけど、まあ買うことはないかなって思ってたんです。全く私の好きなジャンルの作品ではないので。でも、昨日はなぜか買ってしまった。他の面白そうな本には目もくれず、本棚にあったその一冊だけを手にとって真っすぐにレジに向かいました。本当に何で買ったのかわからないんです。

しかも、昨日一日で読破してしまいました。いやー、凄い作品だった。で、思った。面白かった、とは言えない読後感。うん、面白くはなかった。でも、色々と考えさせられた作品だとは思った。

正直、あの主人公に私も同感なんですよ。引きこもりで親に甘やかされ、社会に出ることをせずに他人に頼り切りラクして生きる兄を嫌悪する弟。私も一時期似たような境遇でした。私の兄も受験に失敗して一時期ニートで引きこもってはクズな生活してたし、三年くらい前には父親がリストラされて無収入な期間が二年近く。でも、今は父親も無事に再就職して何とか生きてます。

そんなことがあった反面、私は職場である病院で社会に出たくても出られない人を何十人も見てきた。そういう人達のそうなった理由を見せつけられてきた。だから、それらを全てひっくるめて社会なんだなって思った。この作品を読んで改めて思った。

こういうウェブという場所だと、ついつい人気を取りたくて異世界とかそういう煌びやかな作品を書きたくなってしまう。でも、私が本当に書きたいのは決してそういう作品じゃない。地味な作品でも、一人でも多くの読者さんを引き込みたい。そう思いました。やっぱり読書は良いですね。


えー、今回は宣伝はなしで(笑)代わりに六月時点の作品リストを置いておきますので、気になった作品をチラ見でもして頂ければ幸いです★

https://kakuyomu.jp/users/m_kazarashi/news/1177354054883312863

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