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〆切の重要性

 今更ですが『西部劇のサムライ』という作品をドラゴンノベルス小説コンテストに応募しました。四百字詰換算で一〇七枚くらいあるので、長めの短篇です。

 最初は違う作品を出すつもりだったんですが、三十枚くらい書いたところで「これ異世界か……?」と疑問が湧き上がってしまい、大急ぎで西部劇ふう異世界の別作品を作って応募という経緯があります。
 ぎりぎりでしたが、なんとか間に合いました。で、痛感したんですが……やっぱ〆切って重要なんだなと。

 〆切がないと、どうしてもだらだら書いてしまって完成しない――みたいなことになりがちです、私の場合。しかし「この日までに書き終わらないとまずいよ」というのがあると、なんとか間に合わせようとするんですね。

 もともと応募しようと思った理由も書き進めてた『追放された剣豪』が変なところで止まってしまっていたからです。この先の展開どうするかなーで迷いが生じた結果、まったく執筆が進まず……。
 このままではいかん! となっていたところ……〆切があったら無理やりにでも作品を完成まで持っていけるんじゃないか? とコンテストへの応募を考えたわけです。
 目論見は見事成功して、最後まで書き切ることができました。自分のような人間には〆切が必要なんだと痛感しましたね。

 で、今回の一件を踏まえて『追放された剣豪』をネット小説大賞(小説家になろうでやってるコンテスト)に応募してみようかと。
 理由はいくつかあるんですが、ひとまず〆切が七月二十三日なので一ヶ月くらいあったらなんとかならんか? というめちゃくちゃ希望的な観測です。
 実際問題、この作品はプロット作らずに書いているので完成まで持っていけるか微妙なところなんですが、ネット小説大賞は応募規定がゆるゆるなんですよね。未完成でもいいとか字数制限なしとか。

 一応、応募する以上はちゃんと規定は満たしときたい……ので、そういう意味でもネット小説大賞はすごくありがたい。なのでまぁ、そういう甘えもあって完成を目指して応募してみるかと。
 あとドラゴンノベルス小説コンテストに出すつもりで三十枚ちょっと書いてた作品も一緒に出しちゃいましょうか。

 なんか規定のゆるさに甘えて逆に完成しない気もしてきましたが、とりあえずやってみないことにはどうしようもないのでチャレンジしてみます。

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