どうも、いつもありがとうございます。古森です。今週も無事に更新できました! 三月末までに最低であと六万字ちょい……やっぱり今年もこういう感じになったか、と涙目になっておりますが、少なくとも広げた風呂敷は必ず畳みますので! 完結だけはさせたいと思ってますので、どうぞ気長にお付き合いくださいませー!!
さて、『霧の都』三章からはロンディアの名所っぽいところがたくさん出てきます。今回は双子殿下の実家(という名の宮殿)の外にどーんと広がる緑地公園、およびそこに建てられた氷晶宮という建物なわけですが、実はちゃんとモデルがあります。舞台及び時代のモデルにした19世紀末のイギリス、ロンドンに実在した第一回万博会場の水晶宮(クリスタル・パレス)です。
すべてガラス張りという当時最高峰の技術で建てられたとか、開催期間ののべ入場人数が恐ろしいことになってるとか、後にロンドン郊外に移築されて長いこと市民に愛されたとか。残念ながら火災で焼失して現存していないのですが、ヴィクトリア朝時代を象徴する建物だと思うので、ここで登場させております。イラストと写真を見たらものすごく綺麗だったので、その魅力を伝えるべくがんばって描写しました^^
あ、公園の方は現存してますよ。現在も女王様の居城になってるバッキンガム宮殿の目の前に広がるハイドパークです。あれを見たら、日本人の持ってる『公園』のイメージは確実に覆ると思う……とにかくスケール感が半端ないです。それだけは言えます、はい←
そんなわけでがんばって書き続けたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!!