今は絶版になっている「前田慶次郎異聞 ~りんと小吉(こきち)の物語」が最初の作品です。私はいわゆる企業戦士(死語)だったのですが、忙殺される中、一幅の安らぎを欲しい、同じ様な人たちに与えたいという衝動から戦記物と恋愛物を目指して書き始めました。好きな戦国時代に設定したので戦場に共に行き共に死ぬ、という恋は衆道しかないだろうと。通常、女では出来ないですね。よって愛される者として少年を置きました。もともと「ポーの一族」に嵌ったこともあり、またちゃんばらが好きで柳生新陰流の研究をしていました。わけのわからない秘剣を連発するような小説には辟易していたので、恋と殺陣、を一緒に描こうとしました。出版した作品は「異聞」だけで以降はオンラインで書いてます。私の描く少年は、どこか世間を超越したところがあった、それが私の理想像なのかも知れません。天から降りてきた阿修羅(興福寺の阿修羅様がモデルですが)をこの世に留めてしまった古武士は私がモデルでしょう・・・
耽美主義脳筋物書き。 雪月花をモチーフに、東洋的な幻想小説や詩を書き、時々俳句を詠みます。 文芸同人サークル「かもめ」主宰。 元・文芸同人サークル「パセリ流星群」所属。 ▽商業雑誌掲載 嘉村詩穂名義 短編小説「翡翠譚」『文芸ラジオ』1号掲載(2015) 中編小説「雪花物語」『文芸ラジオ』2号掲載(2016) 2021年『ココア共和国』秋吉久美子賞最終選考候補。 散文詩「ニライカナイ」『ココア共和国』2021年9月号佳作(2021) 散文詩「海の小箱」『ココア共和国』2021年10月号佳作(2021) 散文詩「羽葬」『ココア共和国』2021年11月号佳作(2021) 散文詩「すべての痛みが去るとき」『ココア共和国』2022年1月号佳作(2021) 散文詩「サンクチュアリ」『ココア共和国』2022年2月号佳作(2022) 散文詩「忘却の鳥」『ココア共和国』2022年3月号佳作(2022) 散文詩「春嵐」『ココア共和国』2022年5月号佳作(2022) 散文詩「吹き荒ぶ嵐のいつわりの海の底にて」『ココア共和国』2022年7月号佳作(2022) 散文詩「原初の海へと還るまで」『ココア共和国』2022年8月号佳作(2022) 散文詩「みずうみのうた」『ココア共和国』2022年11月号佳作(2022) ▽短歌 「詩の街ゆざわ」短歌会佳作(2019) 第23回NHK全国短歌大会入選(2022) 令和四年度NHK学園夏の誌上短歌大会 春日いづみ・栗本京子選佳作(2022) ▽カクヨムweb短編小説賞2019中間選考突破作 「山妖記」(2019) ▽山川健一先生主宰「私」物語化計画推薦作 「all the good girls go to hell」(2020) ▽頒布同人誌 合同誌『かもめソング』「翠の鳥」を寄稿(2017) 嘉村詩穂名義の散文詩集 同人誌版『挽歌-elegy-』(2017) 電子版『挽歌-elegy-』(2020) 電子版『真珠姫の恋』(2020) エッセイ 電子版『図書館という希望』(2021)
フランス文学、その中でも現在は、1930年代から40年代にかけて書かれたものに興味があります。ここではフランス語の勉強のために、著作権の切れた作品を訳したものを公開する場所にしようと思っています。
SF帝国歴史ファンタジー領ロマンス特区在住のルネサンス美術おたく。