メリークリスマス!
日頃のご愛読ありがとうございます、真義あさひでございます。
作者フォローしてくれてる読者様へクリスマス小ネタを〜♪
この世界、主に日本からの異世界転生者や転移者がいるので日本のイベントが持ち込まれており。
クリスマスネタも文化に混ざってたら面白いかもしれません。そんなイフネタ。
カズン君の場合
息子に甘々溺愛な両親と家人たちのお陰でシーズンになると「サンタさんにおねがいかかなきゃ!」と使命感に燃えて欲しいものリストを書く。
もちろんそのリストはパパとママが(*´ω`*)な顔になりながらバッチリ揃えるのです。
お兄ちゃままで張り切っている。
そして本人は優しい世界で十四歳頃までサンタさんを信じている。
前世の記憶があるからサンタさんは空想の産物と思い出した頃。
ヨシュアの場合
リースト伯爵家は家の方針として、サンタさんはおらずシーズンイベントで盛り上がってるだけだと幼少期からちゃんと教えられる。夢のないリアリストなご家庭。
でも幼馴染みのカズン君が「ヨシュアもいっしょにサンタさんにおてがみかこう!」と誘ってくるのは嬉しい。
「プレゼントにカズンさまがほしいです」と書きたい気持ちを自重して、カズン君が欲しがりそうなお高いチョコレートが欲しいと書くなど。
プレゼントはルシウス叔父様が綿毛竜《コットンドラゴン》のユキノ君に乗って真っ赤なサンタルックでくれるw
ちなみにルシウス君とお兄ちゃんカイルの頃は、やっぱりサンタさんがいないことは教えられてたけどメガエリスパパが毎年サンタさんルックでプレゼントくれましたよ。ふわふわの髭は自前。
ディナーはもちろんサーモンパイ(お魚さんの形タイプ)🐟🥧
ユーグレンの場合
六歳頃には自分でサンタさんのいない現実を知る。
十歳超えても同じ王族のカズン君がサンタさんを信じているのを「何と微笑ましい」とニヨニヨ笑いながら話に付き合っている。
プレゼントは両親や祖父が直接くれるやつ。
むしろカズン君とはプレゼント交換を楽しんだかもしれない。
後にヨシュアにそれを知られて「何を送り合ったんです?」と良い笑顔で圧をかけられながら訊かれる(尋問される)ことになる。
カーナ王国勢は……あの国にクリスマス文化は根付くかどうか不安になるレベルですけども😅
トオンの場合
子供時代はまだ母親のマルタが家によくいて、義理の兄たちも同じ赤レンガの建物に住んでるのでクリスマスごはんを食べたり飾り付けはやってそう。
ごはんはマルタさんは元祖飯マズ女なのでご近所さんやパン屋のミーシャおばさん(当時まだお姉さん)のお店でシュトーレンやお惣菜なども買い込んで豪華なごはんを。
昔から本の虫なので六歳頃にはサンタさんの成り立ちまで網羅してるのではないか。
この時期になると食卓メニューが豊かになるほうが楽しみだったりするかもしれない。
アイシャの場合
王都に来る前の貧しい村時代でもクリスマスぐらいは夜ごはんがちょっと豪勢に。家族の父親が鳥を仕留めに行ったりでローストチキンなど。
王都に来てからは聖女としてのお勤めでイベントに駆り出されてご馳走どころではないっぽい。
クーツ王太子の婚約者時代のことは正直思い出したくもないことだらけだろう……。
トオンと暮らすようになってから自分で食べたいものをようやく作れるようになる。
恋人のトオンからは何げにプレゼントにアクセサリーやマフラー貰ってあったかほっこりじんわりな夜でしょう🥰🎄✨