• 現代ドラマ
  • 異世界ファンタジー

帰ってきたので

いよいよバトルシーンに突入です。
…と思ったら、初回は動き梨。
人に歴史あり。エイキチとサチの過去話を少し。
戦争を経験したお年寄りは、誰かしら身内の理不尽な死にうちのめされたことがあります。
うちのじいさんは、台湾で農業指導をやってましたが、インドネシアの新事業メンバーから外され、不満を抱えたまま残留。しかし、そのインドネシア行きの船は撃沈され、はからずも生き残る。
終戦後、引き揚げ船の中で二人の娘が死亡。さらに、帰ってみれば不在地主で土地は没収。
結局、じいさんの受けた高等教育とばあさんの和裁スキルで子どもを食わせ…こんな人たちが、日本を再生したんですねえ。
津野は、「身につけたものは誰にも奪えない」と、子守歌がわりに聞かされて育ちました。
まさか失明して、それを実感することになろうとは、お釈迦様でも知るめえよ。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する