月記憶の第2部で魔族のことがちょろっと出てくるんですが、ここちょっと説明が足りなかったので捕捉しときましたー。
第91話 魔眼のカイル
の回ですね。
そもそもこの世界における魔物は魔界跡ヘルズゲートの奥にある大穴の下からあふれ出ていて、そこから世界中に散らばってます。たぶん魔物の総本山みたいなのがこの魔界跡ヘルズゲートの大穴で、各地には分家の大穴がいくつかある。(例えがひどい)
だから第2部の世界でも、結界に覆われてる魔界跡以外の穴からも魔物が地上へ這い出している感じ。それ以前に魔界跡から這い出した魔物も多くいる。それらが分裂して増えたりしてるかもしれない。2部はそんな世界ですね。
そして91話でリシュレナがカイルを見て「魔族か」と驚くシーン。ここまで魔物だったものが一気に魔族になって「??」と思われた読者もいたはず。じつはここ、私も特に深く考えずに「人の形してるから魔物っていったらおかしいかなー?」(作者の中で魔物は人型を留めていないもののイメージだったので)ということで、魔族発言になりました。
でもいま月記憶の2部中盤終わりに差し掛かり、魔族と魔物をあやふやにしてたら何かマズい気がする!となって(プロットちゃんとしようね)慌てて魔族に関する事項を付け足しました。
(前置き長い)
ということで、91話に少し捕捉が入っておりますー。
改めて読むのも面倒だというかたもおられるでしょうから、この記事の下の方に追加した分だけ記載しときますね。
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魔族の捕捉部分の追加
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迸る鮮血を示す、真紅。それは人ではなく、魔物のみが持ち得る色であると、誰もがよく知っている。稀に魔物が人を襲い、忌み子として魔物の血を引く子供が生まれることもあるらしいが、そのほとんどが穢れた血に耐えきれずに死ぬか自我を失うかのどちらかだ。自我を失った者は魔物の残虐性のみを残し、人や家畜を無差別に襲う。そういう者たちを人は恐れ、「魔族」と呼ぶようになった。
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……ってことで、付け足したけど大きな齟齬は…ないかな?大丈夫かな?
せっかくなので渦中にいるカイルのお姿を拝見しましょう。
MACKさんが描いてくれたの、この描き方ファンタジー感あって素敵ですねぇぇ!!カイル氏かっこいいですねぇぇ(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡