こんにちは、lady_jokerと申します。

私は読書量は多くないのですが、長年細々と文芸の読者として生活を送っていました。若いころ、一時期編集者としてゆるーく小説に携わったことがありますが、プロとして物語を紡いでいる超人の数々を横目に自分は書く側の人間ではないのだなと思い、プロアマ含め物語を紡ぎ続けているあらゆる人に敬意を払って生きてまいりました。

それがなぜ突然書きはじめたのかと言うと、これは自分でもよく分かりません。蓮實重彦先生が『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を取った際に「小説が向こうからやってきた」という旨をお話になった逸話は有名ですが、私としてはとてもそんな崇高な境地ではなく、むしろスピーチの前段である「また小説を、書いてしまうかもしれません」というニュアンスに近いです。本当に、書いてしまっているとしか言いようのない感じなのです。本名でも新しいペンネームでもなく、はてなでしか使っていないlady_jokerという名義で書いているのも、これもよく分かりません。そうすべきというものが自分の中にはありますが、これは上手く説明できないのです。

ただまあ作品を生み出す(という割に、すごい他動的な感じがしますが)のは不思議な体験で、今後もちょいちょいと書いてしまえる自分であればいいかなと感じています。お楽しみいただけますと嬉しいです。