長らくこのコーナーの執筆をしていなかった。しかし、それもまた、よし。
さて、完成後の山頂から睡中都市を見下ろしてみる。あの百円玉を入れて使う大きな双眼鏡を使うことにしよう。
再び主人公は睡中都市へと足を踏み入れた。しかし、彼の正気(正確には私はこれを常気と呼んでいる)が黙ってはいない。彼は未だ思いだすことを思いだせていないのだ。何故睡中都市に足を踏み入れるべきであったのか、そして自分の犯した罪に。
これは何も彼に限った話ではない。現代に生きる私たちだってそうなのだ。皆、思いだすべきことを思いだせないまま、日々を送っている。そしてそれはある日突然、浸透するようにして私たちに理解される。これを私は”実感を伴って理解する”と表現している。おっと、話が逸れた。
旅を再開させる直前、主人公はようやくキミの正体に触れることになる。いつの間にかそばに居て旧知の中のようにして旅をした不思議な人物だ。しかし、難解に考える必要はない。キミは結局キミ以外の何者でもないのだ。
旅を続けようとする一行にとある影が忍び寄っている。覚醒党員だ。この存在が今後の睡中都市の行く末を決定してしまうくらい重大なのである。顔のない、不気味なこの存在、一体何者であろうか、こうご期待である。
あんまり長すぎてもいけないので今回はここまで。よかったら睡中都市、読んでみてくれませんか。
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