■ハーバーボッシュ法とオストワルト法
20世紀を代表するブレイクスルーの2つ。
ハーバーボッシュ法は「空気からパンを作る」とも言われ、世界中の農作物収穫量が飛躍的に増加する契機ともなった。
ただ、中間材料に水素を使う関係で強烈な腐食作用(水素脆化)があり、しかも高温高圧環境も必要なので非常に過酷。
特殊鋼の技術ツリーを解放してない本話時点では史実同様、ボッシュ・ホールという構造による対応が必要になる。
これは一言で言うと二重構造の鋼によって水素を容器外に導くという方法で、まあ結構な加工技術を必要とします。つまり北ポンペイの鍛冶屋の酷使無双ですね。
もう一つのオストワルト法も白金触媒の大量確保は難しいので金属酸化物触媒がメインでしょうけどこれも劣化が早い。つまり(ry
■鉄道敷設の分業制
作中でヘロンとプッさんが思いついた方法は実際新大陸横断鉄道を敷設した
ユニオン・パシフィック鉄道でも同じ方法がとられた。
測量チーム、整地チームが先行し、工場機能を持った敷設チームが分業制で敷設する。
この方法はかなりうまくいき、敷設競争相手のセントラル・パシフィック鉄道がスパイを送って方法を盗もうとしたほどだった。
また、初の大陸横断鉄道の軌条規格はおおよそ60ポンド、現代の幹線の半分ほどの重さのレールだった。
本作フラフィウス線もおそらくこの基準に近いと思われるため、現代基準では貧弱と言える製鉄プラントでもなんとか都市間鉄道を敷設できるわけですね。
まあ貧弱と言っても史実官営八幡製鉄所の製鋼高(年6033トン)超えてるんですけどね北ポンペイの製鉄プラント。。。