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夏の終わりの放課後を公開しました。

『拝啓 夏の終わりの君へ。』

――あの夏、言えなかった言葉が、今も腕の奥で熱を持っている。

夏の終わり、放課後の教室。
文化祭の準備で残った少女と少年。
夕立の音、焼けた腕、沈黙の間に漂う“言葉にならない恋”。

触れられそうで触れられない距離。
言いたくても言えなかった「好き」の一言。
季節が変わっても、肌に残る日焼けの跡のように――
その想いは、静かに消えずに生き続けている。

恋の痛みではなく、やさしい熱の物語。
時間が経っても消えない“夏の光”を描く、
草花みおんの最新短編。

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