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35歳音楽限界説とか出会えなかった後悔とか

いつ見かけたのか忘れたけれど(そんなに昔ではなかった)、とにかく以前ネットで見た記事を思い出したのです

35歳説と33歳説があるようですが、人間は35歳で音楽の嗜好が固まり、25歳でファッションの傾向も決まっていくのだそうです

元はアメリカでの研究らしいんですが、英語はろくに読めないので一次ソースにはたどり着けず

「35歳 音楽」のキーワードでググるといくつも関連する日本語で書かれたブログや配信記事が見つかるかと

そうは言っても、私は40過ぎてから相対性理論とかClariSとか聞き始めちゃったりしたしなぁ

でも、ある程度はっていうか、けっこう納得です
辛島美登里、今井美樹、鈴木祥子、もっと古いところで言うとオフコースとか挙げるときりがないけど


で、思ったのですが、読書傾向もけっこうそのへんで固まっちゃうんじゃないかな、と
いや、音楽よりもう少し早くかたまってるかもしれない

どこかに書いた気がするけれど、銀色夏生さんの主な読者ってバブル期に妙齢の女性だった方々がそのまま持ち上がってる感じだし

村山早紀さんの読者って、昔児童書で読んだ女性が大人になって文庫で新作に再会したって感じだし

著者と読者は一緒に歳を撮っていくんだろうな、と

そうすると雑誌の隆盛っていうのも判る感じがしますね
特に女性向けのファッション誌
特定の年代を対象にするから、いつか読者は卒業しなくちゃいけない年齢になる

ってことはアレですよ、雑誌も読者と一緒に歳をとっていけばいいんです
で、3年くらいのスパンで似たようなテイストの雑誌を出して、その下の年代を対象にして、同じように年をとっていく

本屋やコンビニの雑誌売場の棚はとんでもないことになりそうですけどね^^;

あ、これなかなかいい感じな気がしてきたので、ブログとFacebookにも転載しようっと


で、また話はちょっと変わって『烏に単は似合わない』って小説がありまして、ってこれも前にも書いた気がするけど、なんでこの本が出た時に私はノーマークでいられたのだろう? と思うくらいすごい
うん、すごい、という表現しか思いつかない
多少なりとも和風異世界ファンタジーが嫌いでない人なら、絶対お薦めします

あと、柿原朱美っていうミュージシャン
今井美樹の「空に近い週末」って曲を提供した人です
最近まで誰が書いた曲か気にしたことなかったことを激しく後悔
35歳までにに知っておきたかった
もったいないことをしたな、と過去の自分を叱りつけたい
初期のCDはほぼ廃盤ですね
しばらくはブックオフとかリサイクル店まわりです

12件のコメント

  • 小鳥遊さん、こんにちわ

    ファッションについては、ホントそう思いました
    私が二十代前半ってアメリカントラディショナルっていうんですか? 男性のファッションですけど、あまりウェストを絞らない紺ブレにボタンダウンのシャツっていうスタイルがカッコよかったんですよ
    ボトムスはオンならグレーのチェックのワンタックスラックス、オフならベージュのチノパンみたいな
    以後、ほとんど変わってませんね、それを中心にした着回し

    ちなみに春物のコートとニットなんか年に何度も袖を通さないからとうとう買ってから四半世紀を超えましたよ


    音楽は……十代の頃ってあまり女性ボーカル曲って聞かなかったんですよね、アイドルはさておき
    あ、でも戸川純の「玉姫様」を初めて聞いた時は衝撃的でした

    で、逆にハタチ過ぎてからは男性ボーカルってほぼ聞かなくなって、それでかたまっちゃいましたね

    ではでは、ごきげんよう(^_^)/~
  • あ、あと自分はやらなかったけれど、ポロシャツの襟を立てるってのもその頃のトレンドだったか
  • そそそ、巡るんですけどやっぱりちょっとテイストは変わってそのままだと着られないっぽい
    男性のファッションですけどネクタイとか
    80年代に細いのが流行って、その反動か90年代にVゾーンが広く深く取ってある2つボタンのスーツに合わせて幅広のネクタイが流行ったんですよ
    その後バブル崩壊景気悪化に合わせるようにコンサバティブなのが流行って今に至るので、幅広のネクタイも細いネクタイも未だ出番はないです
    あと、冠婚葬祭の際に40代後半くらいの男性の礼服を見る機会があったら観察してみると面白いですよ
    体型変わってなければ、90年代に買ったダブルなんだけどVゾーンが広くて深いタイプのだったりして(私のことだ)妙に時代遅れ感があります

    『烏に〜』は二重三重に話がひっくり返るというか、あの物語の構造ってすごいですよね
    でもって史上最年少で松本清張賞受賞だとか
    さらにその時のスピーチがまたカッコよかったらしいし

    ああいうの読むと、カクヨムの異世界ファンタジー勢にはもっと頑張ってほしいな、と思います
    こっちも気合い入れて読むからさ
  • ああ、今日はちょっと語りすぎだ(^_^;)
  • …… (^_^;)

    m(_ _)m
  • こっそり応援>本屋大賞候補作

    私は一次投票に参加しなかったので投票権はないけれど、ちょっとだけ関係者だから

    『桜風堂ものがたり』
    http://www.php.co.jp/ofudo/

  • 誰でも投票できるんですよ
    アルバイトでも書店で働いている人ならばOK
    でも、一次投票で10作投票しなくちゃいけなくて、自腹で10冊(上下本ならさらに!)購入という少し高めのハードルがあるのです
    そして二次投票も未読の本があれば自腹ですべて購入した上で投票

    候補作はだいたい面白そうなんですが……うん、でも東京近郊で働いてたらきっと投票してますね>自分
    今とか前に住んでたところからだと授賞式には行けないから
  • 黒猫屋さん、こんにちは。
    すごくお久し振りな気がします(^_^;)

    『烏に単は似合わない』私も読みました。
    すごく面白かったんだけど、私は落とし方があんまり好きじゃなくって続刊は読んでいません(>_< )
    大どんでん返しって煽りがあったからある程度は予測していたんですけど……

    本屋さん大賞、小金持ちの読書家じゃないと投票出来ませんね (笑)
    どのくらいの期間なんだろう。
    私、読むの遅いから無理だな(T^T)

    知ってる本の話が出てたので乗っかっちゃいました。
    お邪魔いたしました~(*´ω`*)ノ
  • 小鳥遊さん、こんばんわ

    元々、自分で読んで面白かった本をもっと人にも薦めたい! ってところから始まったらしいですから
    でもって、当たりを見つける嗅覚も身銭を切って本を買って読んでいかないとなかなか身につかないものです

    ではでは、ごきげんよう(^_^)/~
  • 早瀬さん、こんばんわ

    ホント、なんかお久しぶりな感じです

    「ハッピーエンド至上主義者」にはちょっとあの終わり方はすっきりしないかもしれませんね

    本屋大賞に応募する人たちはホンゲル係数が高めですから、小金持ちじゃなくても本代はあまり惜しまないようです
    Facebookなんか見てると、皆さんお金より時間の心配してますね
    締め切りまでn日だけどまだ読んでない本がx冊ある〜、とか
    逆に、一次予選通過作のうちy冊は読んだぜ、とか

    応募するなら授賞式にも出たいから、首都圏に転勤したら応募したいと思ってます

    ではでは、ごきげんよう(^_^)/~

  • そうなんです。
    せめて、悪意に満ちた計算であって欲しかった。

    本屋大賞、やはり時間ですか。

    先日、ドラえもんの秘密道具で
    「世界中の人から少しづつ何かを貰える」
    ってやつがある。
    というのが家族の話題になりまして。
    「眠くならない時間を1時間ずつ」
    と、切実に思いました。
    圧倒的に時間が足りない(T_T)
  • 追伸 にゃんこ読んでくださって
    ありがとうございました(*'▽'*)
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