リピート・ヴァイス読者の皆々様、良い日曜日をお過ごしでしょうか。寝起きの頭痛に苛まれる黒川です。
さて、四章学園編が開始して早6日。
皆様から沢山の温かい…熱意溢れるコメントを頂き、作者として感無量でございます。
学園編の序盤は原作主人公のアベル視点で描かれる事もあり、アベルや別人格(転生者)、そしてアステリアに対する賛否のコメントを多く頂いております(アステリアに関しては圧倒的に否が多いかな?)。
まだ原作の回想でしか登場しておらず、本編ではほぼ登場していないにも関わらずこの評判っぷりに黒川は少々驚いております(アベルの方の評判は割と想定通り)。
登場回数が少ないにも関わらず何故? レイモンド闇落ちの元凶…はまあ、現描写上では言い訳のしようのない事実ではあるけれども…。
と思い、少し考察しました。
そしてふと、とんでもない事実に気づいてしまったのです…!
※以下、作者のアホな考察・妄想が含まれますのでご注意ください。
結論から言うと、レイモンドは悪役令嬢だったんです。
あ、意味わからないですか?
順を追って説明しましょう。
まず、黒川が着目したのは、キャラクターの人間関係、所謂構図です。
・アステリア
王女。平民の少年に好意を寄せる。婚約者が居るにも関わらず、その平民と二人でご飯に行っちゃったりする。
・アベル
平民の少年。ひょんな事から王女に好意を寄せられる。王女の事が好きで、相思相愛になる。身分差の恋、障害を一緒に乗り越えていく。
・レイモンド
公爵家。王女の婚約者。二人の関係に嫉妬し、暴走(?)する。取り巻きがアベルに嫌がらせをする。
…と、簡単にまとめるとこんな感じになりますが、この構図、黒川は何処かで見た事があるんです。
取り敢えず性別を反転させてみましょう。
・アステリアくん
王子。平民の少女に好意を寄せる。婚約者が居るにも関わらず、その平民と二人でご飯に行っちゃったりする。
・アベルちゃん
平民の少女。ひょんな事から王子に好意を寄せられる。王子の事が好きで、相思相愛になる。身分差の恋、障害を一緒に乗り越えていく。
・レイモンドちゃん
公女。王子の婚約者。二人の関係に嫉妬し、暴走(?)する。取り巻きがアベルちゃんに嫌がらせをする。
…はい、完全に悪役令嬢ものです。その界隈では親の顔より見た構図です。
この構図で最もヘイトが集まるのは、統計的(当社比)に見て婚約者が居るにも関わらず不義を働いた王子です。
そう、王子アステリアくんなんです。
つまり、レイモンドは——