タイトルは、数日前に無名の人さんからいただいた一言です。
そしてそれは、私が最近ずっと心の中で繰り返し考えていたことでもあります。
というわけで、このたび体調不良を機に、しばらく『雪の刃』の更新をお休みすることに決めました。
これは、私にとって初めての長編小説です。
以前から何度も言ってきましたが、この作品のために、私は他の多くの小説を書きました。
すべては、『雪の刃』をもっと多くの人に読んでもらうため。
私には特別な才能があるわけでもないから、できることはただ一つ――努力することだけでした。
でも、最近はずっと無名の人さんの言葉が頭を離れなくて。
だから私は決めました。この作品を、一度手放すことにします。
少し休んで、気力が戻ったら――今度は毎日更新で、一気に完結まで走り抜けるつもりです。
この作品を読んでいない方には、こう言いたいです。
「損してるよ!」って。
今のところ、これは私が書いた中で一番「栗パン」な作品です。
世界観も、戦闘描写も、伏線も、感情も、衣装も――ぜんぶ『雪の刃』に詰め込みました。
だから読んでないのは、あなたの損だ!
そして、読んでくれた方には、こう伝えたいです。
ごめんなさい。
数日前にルートさんが「続けて」と励ましてくれたばかりなのに、私は手を離すことにしました。
毎日更新をずっと続けて、先月半ばから隔日更新に切り替えて、それでも50万字を書きました。
でも、最後に一緒に歩いてくれていたのは、たった5人でした。
その5人には心から感謝しています。
けれど同時に、自分の力不足を痛感しています。
自分の作品を、もっと多くの人に届ける力がなかった――それが何より悔しいです。
もしかしたら、このNOTEを見て「なんて大袈裟なんだ」と思う人もいるかもしれません。
でも言わせてください。
毎日更新で50万字を書いて、それでも読者が5人だけだった――その気持ちを味わってから言ってください!
というわけで、私の決意をまとめます:
①無理をしすぎる性格を変えたい。思い切って休むこと、手放すことを学びます。
②今後は、複数作品を並行して書くのではなく、『百妖百酒』に集中します。
あと1か月ほどで完結予定なので、その後は次に何を書くかじっくり考えます。
書くこと自体は、絶対にやめません。
③もう、超長編は書きません。
今の私には、超長編を最後まで読んでもらえるだけの力が足りません。
そのせいで誰にも読まれず、作品があまりにも可哀想だからです。
私はこれからも書き続けます。何度でも見直して、もっと心に届く物語を紡げるように、努力し続けます。どうか、引き続き、よろしくお願いいたします。
なお、このNOTEは私自身の決断として書いたものです。
もしコメントをいただけたら、とてもありがたく思います。ですが、今回はお返事は控えさせていただきます。ありがとうございました。
