こんにちは紅野レプリカです。今回は「レプリカの芸術 〜犯罪という名のアートについて〜」の後書きを書いていこうと思うます。
・私はレプリカです
まずこの話にでてくる『レプリカ』は私自身です。小説『思想罪』でも書いた通り私はこれまで会った人の集まりに過ぎず本物になれない人間です。今回に話に出てくるレプリカは私自信の人間性を投下して、本物のアートを描くことができない人として書きました。
・込めた想い
この話は一言で言うと自分と他人の価値観の違いや感覚のズレについて書きました。この話を読んでいるあなたは犯罪とアートの違いついて説明できますか?ほとんどの人はその質問に対して首を縦に振り「法に触れるか触れないか」などと言うと思います。確かに正解はそれかもしれません。少し小さな話をしましょう。友だちと夜中に車も人もほとんどいない道を2人で歩いているとしましょう。そして今から渡ろうとしている歩道の信号が赤になったとしましょう。周りに車と2人以外の人はいません。その時に何も悪いと思わず歩道を渡る人もいればしっかりと青になるまで待つ人もいるでしょう。結局この話はその誇大解釈に過ぎません。
さらにこの話で伝えたかったことは最後に綾部さんがレプリカを銃殺したシーンについてです。これも今の世の中とリンクさせて書きました。今の日本では死刑制度が実施されてきます。これを罰という人もいれば殺人という人もいるでしょう。私はこれについて、社会で不必要と判断された人を排除するものだと考えました。例を出しましょう。もし「こいつらは社会には必要だ」と言って数人の高齢者を殺した人がいたとしましょう。そしてその人は死刑を宣告されました。ここで思うことがあります。どちらも社会に不必要だと言って人を殺してはいないかと。でもこれは私の意見です。あなたは今の日本で起きている死刑撤廃は賛成ですか?反対ですか?
・書いた感想(自我)
シンプルに難しかったです。私自身の執筆能力がなく半年かけて書きました。ギリギリまで落ちが考えられず、悩みに悩みました。反省点としては所々内容が強引なところがあったことです。そして綾部、古谷、レプリカの価値観がそれぞれありそれを理解し書くのも大変でした。私は綾部さんの考えなので古谷とレプリカの発言や心情を書くのは難しかっです。
・最後に
『レプリカの芸術』 霜月藍華
『残りの希望をあの花に』 如月蒼華
この2人についても書こうと考えております