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文字にすると起こること

小説を書いていて思うことがある。
頭の中で考えている展開というものは、いつもは頭の中で淡く滲んだ映像が流れているように漠然としている。
けれど、その淡く滲んだ映像を文字で表現していくと、一気にはっきりとした解像度の高い映像に変わっていく。
油断すると、想像や妄想で作り出したものなのか、それとも本当の思い出だったのか、わからなくなってしまいそうなほどだ。
ついうっかり、ありもしない思い出話を、友人や家族に話してしまわないように気をつけよう。

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