ネタバレ防止に適当な話を先に。
次に書きたいネタはいくつかあるんですが、書きたい大キメの場面を思いついてから書くタイプな為、そこが決まらない限りは書けないんですよね…。
生贄娘でいうところの21話~25話です。
その辺決まったら新しい話を書くと思います。
カクヨムの方々が曇らせ&バッドエンド展開が好きかどうかわからなかった為こちらにのせていないのですが、ハーメルンの方に曇らせバッドエンドを一話だけ上げてます。
カクヨムくん、前書きとあとがきがないのでその辺不便。
・どうでもいい話
ヴァルムント視点だけ複数あり、10の倍数になっています。10の倍数なのは特に意味はないです。
・誰にもつっこんでもらえなくて悲しかったこと
ファイルの拡張子(マニアックすぎた…?)
経験値泥棒(明確な元ネタあり)
・なんで本編あそこで終わったの?
カテリーネの中の人が、カテリーネとして生きることを決め、巫女でありゲームの人物である【カテリーネ】という役割から脱却したからです。
それ以上を書くとタイトルから逸脱するので…。
本人は自覚していませんが、「おれ」になったのはカテリーネとして生きるにあたって起こった変化。
・カテリーネとヴァルムントの「その先」は書かないの?
書きたいところは書ききったのと、どっちも惚れていると指摘すると否定するので、どうあがいても先が長くなるからですね…。
最終話での最後の台詞は告白しているようなもんじゃん!って思うかもしれませんが、ヴァルムントくん的には事実を言っただけです。そうだね、事実だね。
◆入れたかったけど入れなかった一文
XXIV
ぶっちゃけみんな馬鹿だ。おれもその馬鹿の一人。いえ〜い。
◆流石に下品すぎるな……と思って入れなかった文
25話
セベリアノ「同じ家に泊まってたんだし、可能性はなくはないよね〜?」
ヴァルムント「軍師貴様ッ!!」
・以下キャラと原作での設定について
〇中の人
ちゃんと日本名があるにはあるが、出さないまま終わった。もう本物カテリーネのものであるし……。
あたおか願望以外は、一般人に近い感性を持っている。
ヴァルムント以外には罪悪感を常に持っていた。(セベリアノには恐怖)
本人基準で、わりと感情むき出しのまま当たれたのがヴァルムント。
〇ディートリッヒ
家族大好きお兄ちゃんであるが故に、妹と母親の死は彼に大きな影響を与えました。
カテリーネが生きていると知らずに生きたままだった原作の彼は、皇子としての仕事はするし民の為に働きますが、どことなく人生を諦めた人間として育ちます。
その為、ディートリッヒを慕ってついてきた人間達も、貴方と共に殉じます精神でいました。
ヴァルムントもその1人です。
本編ではカテリーネが生きていると知ったので、割と明るいまま生きています。
妹が無事に生きてくれるならなんでもできるぜー!状態。
ディートリッヒというただの人間の心を家族に置いている。
ついてきている人達も原作と違って、生きてほしいんだけどな…と思っている人達ばかり。
一番原作から離れている人だったりする。
もし皇子じゃなくなったら飯屋をやりたいと思ってるけど、多分実現しない。
本編お兄ちゃんはカテリーネの生存の可能性を知り、お前が生きてくれているならば何よりも嬉しいのだと心の底から喜ぶと同時に、「自分たちのことを知らないまま生きていて欲しい」と思いました。
現状、皇族として生きるにはあまりにもな状態だったからです。
かといって、簡単にカテリーネを救うに救えません。
皇帝側からの監視があるのと、カテリーネを逃しただけだと大元の問題である黒龍が生存したままになってしまいます。
皇族としてそれは許せません。
その為にヴァルムントが黒龍を倒せるほどに成長するのを待つのと、皇帝側が混乱してて監視の目がゆるくなる時期を狙った結果、儀式らへんになったのです。
〇ヴァルムント
実はあんまり原作から変わってない。
本編ヴァルムントは強くなる為の理由にカテリーネが加わり、原作よりも強くなってはいる。
なお本物カテリーネとは根本的に反りが合わない。
父親が地味に「下の子=ズィリックと気が合ったかもしれないのに……」とも言ってましたが合うわけがない。
ヴァルムントは歴史が好きだから本を読み漁っていましたが、ズィリックは色んなことを知れるから本を読み漁っているだけであり、歴史自体にはロマンを感じていないので、本編でも仲良くなるのは割と厳しめ。
ヴァルムント本人はいたって真面目なので、単純に合わないだけで別に悪いところはない。
〇本物カテリーネ
結構な自由人として現れましたが、それは現代日本での生活をしたからであり、原作カテリーネの時はガチガチの洗脳下のままだったので、お堅い人物で決められたことしかできない人間でした。
はたから見たら神秘的で高潔な人間に見えてた。
かといって性格が大きく変わるわけではなく、元々ドライめな性格なので、洗脳がなくても血のつながっている家族に対して特になにも思わない。
日本ではなんでもできすぎるが故に、巫女という役割として生きることはある意味楽だったんだと気が付きましたが、結局縛られることが嫌だったんだと結論づけます。
ただ黒龍への信仰だけは「俺」として生きている間も持ち続けている。
色んな意味で狡賢くなった。
黒龍に願って魂を交換した、と言っていますが実際は…。
その辺書くか書かないかは迷ってる。せっかくコメントいただいたので、あげるとしたらこちらのみかな。
ちゃんと設定決める前のキャラ固め用に書いたのは残ってはいたりする。
〇ヘルト
実はヘルムフリートという本名があったりするが、出ないまま終わった。
原作にしろ本編にしろカテリーネが初恋であるが、原作はプロットで書かれていた通り、『近所の窓辺でピアノ弾いているお姉ちゃんが気になっていて、たまに会話する程度』。
本編では、近所の綺麗なお姉さんが度々話しかけて可愛がってくれている状態なので、だいぶカテリーネによる脳破壊が進んでた。
内心、カテリーネに似合いなのは将軍だし、はたから見てもカテリーネの矢印も将軍に向かっていると分かっていて諦めているが、それはそれとしてけじめをつけたい。
〇セベリアノ(ズィリック)
問題児。
原作では本物カテリーネの精神的な壁が高すぎるので、前髪で隠していた目については尋ねていない。
皇族を倒すという復讐を終えた彼は虚しさだけが募り、家族がいない地にいるのが限界になって国から去りました。
本編では八つ当たりでカテリーネを傷つけた後、僕がしたかった本当のことはこれだったのか?と後悔しています。
その後はせめてカテリーネが自由に行動できるようにと便宜を図りました。
和解をしてディートリッヒと話をした時に、セベリアノの顔を見て、どこかで見たことがある顔だと言われます。
それが父、もしくは兄のことを言っているのだと気がついた彼は、本来家族が望んでいたであろうことをすると決めました。
ナッハバールにだけは本当の自分のことを話した模様。
それ以外のキャラクターはカテリーネが関わったこと以外で大きな変化はなし。
強いていうならラドじいさんが実質カテリーネの保護者化したくらい。
原作ではさほどカテリーネと交流はありませんでした。
以下変化はないけれども、出てない存在した設定
〇ナッハバール
実は外国人。
出稼ぎにこの国へ来ていて、この国の人と恋に落ちたのだが、皇帝による暴挙で亡くなってしまう。
その暴挙を止める為に解放軍立ち上げの1人となったが、リーダーとなるには外国人なのがネックだった為、仮リーダーをしていた。
セベリアノは経歴不詳だし本人もやりたがらないし、他にもリーダーとなれる候補者がいるわけでもなく……となっていたところに来たのがヘルトだったりする。
〇皇帝ウベル
俺以外の皇族に近い者は全員死んでしまえという思考だったので、ズィリックの家族を秘密裏に始末させた。他にも被害者多数。
そんなことを調査してくる将軍は邪魔なので消した。
ちゃんとディートリッヒは自分の子であると分かっているが、『冗談』でガリーナに俺の子じゃないだろと言った。ガリーナは真に受けた。
まあ大体最悪な人物。
他にもあるのですが、並べるのに飽きたのでここで終わります。
ここまで見ていただき、ありがとうございました!