• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

新年のご挨拶

 みなさん、明けましておめでとうございます!

 良い年明けを迎えられましたか? 自分は丑年なので去年が年男だったのですが、おみくじ引いたら末吉で、イマイチな年明けを過ごした思い出があります(笑)。今年も心機一転、頑張っていきたいです。執筆の方もしっかり続けていきたいと思っておりますので、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

 さて、2022年も始まり、新年に何かしらやりたいな〜と思って、とあるイベントを用意いたしました!

 ーーそれでは、ゲストのお二人、どうぞこちらへ!

「…… 明けましておめでとうございます。放課後秘密連合団、団長の紬希恋白です」

「明けまして……はぁ〜面倒くさ……何で私まで呼ばれなきゃいけないわけ? まだ登場したの二、三回くらいしかないのに」

 はい! ということで、今書いている長編『パッチング ・レコーズ』に登場するヒロインお二人、紬希恋白さんと虎舞夏江さんに来ていただきました! 皆さん拍手でお出迎えを!(👏)

 いや~まさか来ていただけるなんて思ってなくて、 僕の方はもうすでに有頂天になっているんですけれども……

「……はぁ、嘘ばっかり。アンタが無理やり私たちをここに呼び出して、こんなむさ苦しいものを着せたんでしょうが」

 あっ、そうそう、今回はお二人とも振袖を着ているんです! 見てください、 二人のこのお美しい姿を……

「ちょっと、人の話を聞きなさいっての!」

「別に私は構わない。振袖を着て誰かが喜んでもらえるなら、どんなデザインのものでも着てあげる。これも連合団の任務だから」

  おぉ、流石は放課後秘密連合団の斬り込み隊長、言うことの格が違いますね……

「そのはやし立て方、妙にムカつくんだけど……」

 さて、そんな紬希さんの衣装はというと、恋白の名前に負けぬ真っ白な振袖に赤い帯、そして頭の上に咲いている大きな赤い花飾りがワンポイントになっていて綺麗ですね。

「ただ白いだけじゃないわ。生地をよく見て」

 なんと! 近くでよく見れば、たくさんの飛び立つ鶴の絵柄がうっすらと生地いっぱいに描かれています。鶴といえば長寿の象徴ですよね。

「今の私にぴったりだと思って、これにしたの」

 なるほどなるほど。……そして一方虎舞さんの振袖はというとーーおぉ! 

「ちょっ……ジロジロこっち見ないでよ変態っ!」

 きな粉色の生地の上に黒と白の菊の紋章が花火のように配置された独自なデサイン! しかも肩には虎柄のショールをかけてオシャレに決めてますね〜

「あんまり口に出して言わないでよ! こっちが恥ずかしくなるじゃない! ……もう、だから私はいつものパーカーがいいって言ったのに……」

 猫耳パーカーは本編でいつでも見れますから、今回は特別ってことで、我慢してください。さてさて、お二人とも、もうおみくじとか引かれたんですか?

「ええ、年明け一発で末吉引いちゃって、イマイチ煮え切れなかったわ。今年は微妙な一年になりそうね」

 あらら……紬希さんの方はどうでした?

「大吉」

 おお、流石我らが斬り込み隊長!

「だからそうやってはやし立てるのやめなさいっての!」

「凪咲君も私と一緒に初詣に行っておみくじ引いていたけれど、大凶を引いて一時間くらい口をきいてくれなかった」

「それ見事に撃沈しちゃってるじゃないの……アイツ立ち直れるのかしら?」

 どうやら凪咲君にとって今年は厄年ってことになりそうだね。どうかご武運を……

「凪咲君だけが厄年になるなんておかしい。厄の原因さえ分かれば、私も協力できるのに」

「……それ、きっと付き添ってるアンタも原因の一つだと思うわよ」

「私が? どうして?」

 はいはい! この話はそこまで! 大丈夫、今年はみんなにとって良い年になるはずだから。今年もみんなで頑張っていきましょう!

「なんか無理やり締められたんだけど……」

 お二人はこれから何か予定はあるんですか? 紬希さんはこれから何処か行くんですか?

「私はこれから、凪咲君と一緒に初詣帰りの巡回に出かけるつもり」

 振袖姿で街の巡回ですか……

「そう、私たち連合団に休日なんてない。何時どこでどんな事件が起こるか分からないから、常に警戒しておかないと」

 年明け早々から大変ですね……彼女に付き合ってくれている凪咲君が大凶を引いちゃった理由も、何となく分かっちゃったかもしれないなぁ。

「……あと、神社前の出店でたこ焼き食べたい……」

 あれ? 紬希さん、よだれ垂れてますよ?

「ふん、凪咲に強請れば買ってくれるんじゃないの?」

 虎舞さんは元旦に予定は入れているんですか? 初詣にはもう行ったんですか?

「面倒くさいから行かない。いつものように公園でネコたちに餌をあげるだけ」

 えぇ……せっかく振袖を奮発して拵えてあげたのに……

「うっさいわね。これはアンタが無理やり着せたんでしょうが! ……ま、まぁでも、似合わないって訳でもないし、この格好で出店とかちょっと覗いてみたい気もするけど……」

「なら、折角だから私たちと一緒に行きましょ。凪咲君も外で待ってる」

「は? え、今から行くの? 待って! 私まだこの格好で外を出歩く心の準備が……ってちょっと、腕を引っ張らないでよっ! この草履歩きにくいんだからっ!ーー」

 ……ありゃ、お二人とも締めの挨拶もなく退場して行っちゃいましたね。まぁいいや、ゲストのお二人、ありがとうございました。

 「パッチング・レコーズ」の物語が進む中で、お二人はこの先どんな活躍を見せてくれるのか? 気になった方は是非、「パッチング・レコーズ 〜ツギハギだらけのヒロインと世界を救いに出かけます〜」を覗いてみてください。

※ただし、初っ端から流血&過激描写注意なので、無理な方はブラウザバックをお願いします。m(_ _)m

 さて、年も明けて、今年もより満足のいくものが書けるよう、今年の抱負「やるだけやって待て」を掲げて頑張っていきたいと思います。

 小説は作者の嗜好を相手に押し付けるものなので、相手によって好き嫌い分かれるのは当たり前。だから、周りからの評価を参考にはするけど鵜呑みにはせず、黙々と執筆を続けて投稿して、あとはただじっと結果を待つだけ。そんな一年にしていきたいと思っています。

 もちろん、読者の皆様からの応援が自分にとって一番の励みになっております。作品を読んでみて、「この作風好みだな」と思った方、♡や☆等で応援の意思を示していただければ、自分も飛んで喜びますので、よろしくお願いします。

 あ、あと一つ言い忘れた! 新年の1日から3日までの間、特別に正午と午後16時半の二回更新をやってみたいと思います。お楽しみに!

 今年も色々と大変な年になるかもしれませんが、自分も怠惰に溺れることなく、凪咲や紬希たちと共に日々コツコツ精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


クマネコ

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する