猫耳アイドル✖️巨大ロボットの連載は各部ごとに分けて掲載しています。
こちらのコレクションではそれらシリーズをまとめております。
第一部の紹介文をこちらに記載します。
新人ソロアイドル・星野ミル、十七歳。
トレードマークは猫耳カチューシャ。武器は、届く声。
デビューステージは、人気グループChord Stella主催イベントのオープニングアクト。
1300人の客席に、私を見に来た人はいない。それでも歌った。届けと思って歌った。
その瞬間、会場が揺れた。
新しく担当になった無表情のマネージャー・如月シンは言う。
「音響トラブルです」
――嘘である。
渋谷の地下四十メートル。法律が「通常は誰も使わない層」と定めた深さに、
全高十二メートルの機械が眠っている。頭部には、なぜか猫耳のアンテナ。
起動条件はただひとつ、地上でミルが全力で歌うこと。
ミルの振付は、そのまま機械の戦闘動作になる。
サビで振り上げる右手が、谷の底に湧く「ノイズ体」を薙ぎ払っている。
本人は、何ひとつ知らない。
全通を決めた大学生オタク・塚田ゴロウは「渋谷だけ揺れる」と気づいて考察を始め、
現役最強アイドル・氷川レイナは「音響トラブルじゃない」と確信する。
歌って、踊って、乗り込んで。
デビューから三ヶ月。届けたいだけの女の子が、
何も知らないまま世界を救ってしまう群像劇。
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2部以降、群像劇は登場人物も増え、主人公の成長とともに活躍するステージも大きくなっていきます。
是非ご覧ください。
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