初めまして、理と申します。
文章を読んでいる時に作者の背景がチラつくのが嫌なタイプなのであまり多く語りたくはないんですが、一応初めましてのご挨拶をさせて頂きます。
理と申します。
それ以外に言うことがございません。
ふざけている訳ではないんです。先程も申し上げたように、私は文章を読む時に作者がチラチラ脳裏に浮かんでくるのが嫌なので、余計な情報をなるべく与えたくないのです。今後言えるようなことがあればぽつぽつ近況ノートに書かせて頂きますね。
さて、この度Marsという文章を引っ提げてこのカクヨムという地に足を踏み入れたわけですが、これは以前noteの方で友人たちにだけ公開してみたものです。私はこの文章をベッドに寝転がりながら執筆したにもかかわらずかなり自信を持っていました。いい文章が書けたなあと。そこで名のある作家さんの出身でもあるカクヨムにて公開させて頂こうと思い至りました。
私がMarsで一番好きなのは、やっぱり須藤が面接に行ったお店の店長さんです。ああいう方いらっしゃいますよね。ちょっと怖そうなんですけど、結構親しくなってみると意外とお茶目でかわいらしいところもある方。店長さんのイメージはこんな感じなんですが、須藤はこの「ちょっと怖そう」という部分しか受け取っていません。これだけで須藤はこの店長さんにマイナスなイメージを抱き、受かっても辞退しようと考えてしまいます。この部分に須藤の、現代の若者の「諦めの早さ」を表現しようと思ったので、そういった部分も意識して読んでくださると嬉しいです。
Marsは、あらすじにもあるように現代の若者の無気力さを書こうと思って書き始めました。しかしただ無気力な若者を書きたかった訳ではなく、根底にある「理由」を書きたかったんです。須藤の場合は、「母親の死」がこれに当たります。母親の死を目の前で見てしまってから、過去のそれから逃げたくて、ただ今もいろんなことを見て見ぬふりしてしまう…というような構成です。
一次創作の文章をちゃんと書いたのはこのMarsが初めてですので、かなり描写が拙い部分があると思います。ですが読んでくださり本当にありがとうございます。また小説を書こうという気になったら投稿していくので、暖かく見守ってくださると幸いです。よろしくお願いします!