それは呪いか? 願いか?
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長雨の十月、告解室と呼ばれる喫茶店<レトロ・アヴェ>。
『普通』をこよなく愛す風変わりな大学生の天神一と平凡な理系大学生の早川翔太の前に、一人の女子大生が現れる。
彼女の名は、藤枝穂乃果。
眉目秀麗、真面目を体現しているような彼女は、天気雨の日に『狐の窓』をしてから、いつでもどこにいても雨が見えるようになったと言う。
しかし、雨を止ませることが依頼かと天神が聞けば、彼女は首を横に振った。
「私に掛けられた呪いを教えてください」
それがたった一つの藤枝の依頼だった。
彼女を呪っているのは誰か。
なぜ、彼女は呪われたのか。
彼女に掛けられた呪いとは何か。
天神に舞い込む日常の謎を解きながら、彼女の深層に潜り込む。
謎と苦悩の平凡日常ミステリー。
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12月1日より、投稿開始!
毎朝7時に予約投稿済み→7:03に変更します
(2,000〜3,500文字/話)
https://kakuyomu.jp/works/16817330649477180204※章と章の間で一日空きます
※大晦日と正月は更新をおやすみします
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藤枝穂乃果の謎を4つのお話で解き明かす、連作短編となっています(*´∀`)
どうぞお楽しみに!
(今回も天神くんは絶好調です!)