「う、うん」彩乃は手を合わせ、小さくいただきますをしてから食べはじめた。
その所作はどこをとっても可憐で美しく育ちの良さを感じさせた。
一方、夏希に視線を移すと……。
男用としても十分にでかい武骨なシルバーの弁当箱を太ももの上に載せ、質実剛健、純粋にエネルギー補給に特化した弁当を、蒸気機関車に石炭をくべるように、ガツガツと口の中に放りこんでいる……。
第10節挿絵
本編:昭和では屋上は開いている
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