ルージ島とアトランティス本土の間を、北から南へと流れる強い海流が、無数の島々にかき乱されながら流れています。
一方、アトランティス人が月の女神の海《リカケルナーバ》と呼ぶ、アトランティス大陸東の大きな湾から、干潮や満潮の時間帯に膨大な量の海水が吐き出されたり吸い込まれたりする潮の流れが存在します。
そんな潮の流れが入り乱れる中で、海底の地形の複雑さも合わさり、月の女神の鏡《リカケルユエ》と呼ばれる海面が穏やかな海域があるかと思うと、浅瀬や岩礁、速い潮の流れで船乗りたちから恐れられるハナホロ、キュリセ、シミカと呼ばれる海域も存在します