霧に包まれた「峠の宿」。温かいもてなしの村で、こよいが見たのは、誰もいない不気味な朝だった。
【あらすじ】
夕暮れの山中で、ようやく人里「峠の宿」にたどり着いたこよい。温かいもてなしと食事に安らぎを感じるが、翌朝目覚めると、村人たちの姿はどこにも見当たらなかった。食べかけの朝食が残された食堂には、不気味な静寂が広がり、村全体が濃い霧に包まれ「固定」され始める。異変に気づいたこよいは、間一髪で村からの脱出を試みるが――。
【作者から一言】
第7話は、ほっとする安らぎと、一転して背筋が凍るような恐怖が同居する回です。霧に包まれた村で、こよいが何を感じ、どう行動するのか、その緊迫感をぜひ味わっていただければ嬉しいです。