本日『蛇帯の少女は落ちこぼれの祓い屋に恋をする』の第3話として「帯金華蛇はかく語りき─起源─」を公開しました。
こちらの本文に「この凶変の前には色々の前兆ありき」とあるのですが、勘の良い方はもしかするともうお気づきになられてるかもしれませんね。
これは柳田國男の「遠野物語:二〇」の中に出てくる一文でございます。
『蛇帯の少女は落ちこぼれの祓い屋に恋をする』は恋愛要素が主なのですが、背景は一貫して蛇に纏わるお話にしたいと考えています。
そのため、今回はこの文章をお借りしました。
短いお話で現代語訳も出ているので、興味を持たれた方はぜひ一度お読みになってみてください。