此瀬 朔真

イーハトーヴの夏祭り。 忘れたことも、出会ったことも、すべては一夜のなかに。

短編集ならぬ、断片集。内容はすべてフィクションです。気軽にお楽しみください。

月浜定点観測所の管理者、司書。 ページの端に書き綴る日々のよしなしごと。

裁判官のまとう黒。 春告げ鷲の雪は白。 博物館の滴る褐色。 月の浜辺の、水こそ無色。 荒野疾走系単騎決戦型純情無粋文芸集団・月浜定点観測所、六年目の跳躍。 『月浜定点観測所記…

銀河のどこかで真面目な大騒ぎを続ける連中の活動レポート。 これを読めばあなたも銀河博士になれるかも？

参加企画・アンソロジーに提出した作品（の一部）を公開しています。

地下室のピアノ。 ヴンダーカンマーの危機。 停車場に集う人々。 月の砂浜に漂う芳香。 荒野疾走系一人文芸サークル・月浜定点観測所。 二〇二三年の新刊『月浜定点観測所記録集　第…

美しく、静謐な空間から生み出される琥珀糖は、不思議な夢を人に見せる。 琥珀糖専門店・シャララ舎（https://twitter.com/shalalasha33）さんに捧げます。

いつかどこかで生まれた物語たちと、それを収集する図書館を巡るお話。 郷無き人々は行き交い、 青年の歌は夜闇へ響き、 博物士の卵は立ち上がり、 悪魔は今日も笑う。 扉を開け…

ご依頼に応じて執筆した作品を掲載します。 随時受付中。詳細はこちら：https://note.com/konosesakuma/n/n4a45a7029a51

岩手県花巻市・宮沢賢治童話村で毎年夏に行われているイベント「ケンタウル祭」に寄せた短編集です。 北上・水沢の二人組が時間を超えて遭遇する、幻想の夜の物語。

高座は白き砂のうえ。 寄席の汀に波は寄せ、語る語るに心寄せ。 月の浜辺に灯を燈し、捲る頁に果ては無し。 物語ならお手の物、きみの荒野はきみのもの。 今年も一冊、仕上がりました…

一日一題の小説企画「Novelber」（https://twitter.com/Fictionarys/status/1313056564266237952）。 二〇二〇年参加ぶ…

燈火と美酒を注ごう。終わりと始まり、祈りと呪い。その狭間に生きる、すべての人の杯に。 ようこそ、月浜へ。 二〇二一年六月二十日 『月浜定点観測所記録集　第三巻』頒布開始 詳…

「ここ」とは別の二〇二〇年に生きたとある人物の話。 参照： https://twitter.com/KonoseSakuma/status/126548113077127168…

「大丈夫だよ。果てのない海と、沈まない月がある限り、きみは一人じゃない」 月浜定点観測所が収集した膨大な記録たち。そのほんの一部をお届けします。 いつかどこかで起きた物語。すべ…