このお話の主人公は、決して善人とは言えません。
誰かになりたい、愛されたい。愛されてるあいつが憎い。そんな思いに溢れてる。
でも、異世界転生できるわけでも、何かすごい力を得るわけでもなく、日々を過ごしてる。
そんな生活の中で思う「あいつはいいよなぁ」「僕はずっとこんな感じ」「はーぁ」って感覚。そこから物語が動き出す。
彼の願い。そして、取り替えっ子の真実。
お話しが進んでも、彼は善人にはなりきれない。自分を愛してほしい、自分を肯定したい、等身大の高校生の男の子。
でも、そういう子にこそ、人間らしさが宿るのかなって私は思います。人間らしくて、かっこ良すぎないから、ちょっと愛おしい。みたいな。
そんな彼の成長物語を、ぜひお読みいただけだら嬉しいです。