この小説、書き出しこそ小春のことだけれど、読み進めていくと徐々に湊の抱えている苦悩や秘密が明らかになります。
一方小春は?
読んでいると小春に対してものすごい違和感があると思います。え、その場面でそんなこという?この子、変わってる…?
周囲のことを振り回していますが、当の本人に自覚はなく、人より欲望に忠実に生きているだけです。小春はかなり動物的な女の子です。湊がいう猫みたい、は言い得て妙なのです。
そして小春は不審なイケメンが何を抱えているのか気になるだけです。笑
部屋にベッド持ち込んで(湊に買わせたけど笑笑)下僕がピアノ弾いてるところを見てるだけの猫です。
当然ながら小春は湊のことを男だと意識していません。対して、小春の言動や行動に振り回されて心をかき乱されつつも、小春に惹かれていってしまう可哀想な湊とのすれ違いラブコメ笑笑 になっていくと思います。腹立ちつつも小春に振り回されるのが嫌いじゃない湊なんです。下僕適正のある男です。
作者としてはそういう湊と小春を書くのはすごく楽しいです。笑
湊の苦労が報われる日は来るのだろうか…