潮風ロマンスは明日で完結します。
といっても過去の小説をまた再投稿しているだけなのですが、、
最後の番外編に性描写があります。
カクヨミでの規制の基準がわからないのでこちらは書き直しています。
苦手な方はご注意を。
もしこの物語をまだ読んでいないなら、
どうか海の匂いを想像してみてください。
潮の風に髪を揺らす、少し気の強いお嬢様と――
言葉より先に手が動く、どこまでも正直な漁師。
二人はまるで、
波と岩みたいにぶつかり合いながら、
少しずつ形を変えていきます。
恋の話でありながら、
それだけでは終わらない物語です。
家族のこと、過去のこと、
そして「自分らしく生きる」とは何か。
そんな問いを、潮の音にまぎれながら探していきます。
難しい話ではありません。
けれど、読んでいるうちに、
胸の奥のどこかが少し温かくなるはずです。
宜しくお願いします。