皆様おはようございます。刈穂です。
いつも拙作をお読みいただきありがとうございます。
3/1を迎えました。早いですね。
さて、文章や内容には注意を払っておりますが、「しらおも」に関してたまに修正がされることがあります(物語の内容が大きく変わるような修正はきわめてまれですが)。
その中で、特に重要な修正(ただし、基準は著者の感覚による)は近況ノートにてご報告させていただいていますが、それを毎度近況ノートに上げると修正箇所の確認に手間を生じるため、2027年3月1日(日)午前0時以降の重要な修正はこの近況ノートにまとめさせていただくこととします。
詳細は以下をご覧ください。
なお、一応ネタバレ注意です。
修正の多い著者で申し訳ありませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
3/1
第110話
修正前
「……できるわ。だって、みんなあなたと同じ考えだもの」
「うん。きっと、昔よりもずっと仲良くなれるよ」
芽依ちゃんがそう言うと、三人は顔を見合わせて柔らかく微笑んだ。
修正後
言葉を繋げるごとに、視線が少しずつ下がっていく。
話す声に、少し不安が混じっているような、そんな気がする。
それに対して、二人は。
「……できるわ。だって、みんなあなたと同じ考えだもの」
「うん。きっと、昔よりもずっと仲良くなれるよ」
暗い感情を打ち消すように力強く言うと、三人は顔を見合わせて柔らかく微笑んだ。
3/9
第51話
修正前
あの、神様に文句を言っても「馬の耳に念仏」ぐらい意味のないことだと思うんですが……
修正後
神様に文句を言っても「馬の耳に念仏」ぐらい意味のないことだとは思うが、やり場のない怒りは神様ぐらいにしかぶつけようがないのである。
3/26
第64話
修正前1
よく、「見ているだけの奴もいじめてる奴と同じ」という主張がされる。
そして、それは正論だろう。
いじめはどう考えても悪いことなのだから、見かけたら止めるなり先生に言うなりすれば良いのだ。
それは否定のしようがない事実だ。
修正後1
彼女の頭の中にもある「いじめを見ているだけの奴もいじめてる奴と同じ」という理論は、確かに正しい。どうしようもない場合を除き、止めようと行動を起こせばそのいじめを抑制することはできるだろうし、いじめられている人間にとって、ただの傍観者は敵に見えるものである。見ているだけではなく、止めるのが理想なのは言うまでもない。
修正前2
……同時に、それは綺麗事である。
いじめという事態を外から見て、構造を把握し、解決する最善手はこれだ! というコンサルタント的な主張だ。
実際には、各人にグループ、クラス内の政治がある。個人の性格もある。誰もがヒーローになれるわけではない。
助けたければ助けりゃ良い。そうしないのは、助けたくないからだ。
そう言うのは簡単だが、少し傲慢《ごうまん》だろう。
修正後2
……だけど。
誠に残念ながら、理想的な行動を知っているということと実際にそれができるかどうかは別の話である。
個人の性格もあるし、人間関係もある。もしかすると、飛び火して自分や友達がいじめられることになってしまうかもしれない。それらを乗り越えて、なお踏み出すことが大事なのかもしれないけど、それができる人は決して多くはないだろう。
何も考えずにわざと見て見ぬふりをする傍観者は困るが、諏訪さんはそうではないと感じた。