「お久しぶりです」の投稿に続き、今日は少しこの『LUCAS』という小説のメインテーマについてご紹介したいと思います。
もう魔法のiらんど時代から執筆してかれこれ6、7年?(もしかしてそれ以上?)経とうとしていますが、今更?なんて思った方、お願いです、このページから、どうか離れないでください。笑
もう少し早くお話しすべきでした、もったいぶって6年もあたためすぎてしまいました……。
本当にすみません……!
この小説のメインテーマは、簡単に言うと、「ありのままの自分でいても、生きていい。恐れられても、憎まれても、私は私で在っていい」というものです。
これは小説を書き始めた5、6年前から変わっていません。
小説の序盤からチラついてますが、主人公ルーカスは「白銀の髪と瞳」を持つことで“厄災”とされ、存在を否定されています。
最初はショックを受けてパニクっていますがーーー「私は誰か?」という問いに、異質な自分をどうにか愛して、そして受け入れていきながら、自分で“誰かを守る”という選択をして、他者からどう思われるかではなく、「自分がどう在りたいか」を選び取っていく。
そういう想いを込めたストーリーです。
そして、サブテーマです。
ここからは若干ネタバレなので、嫌な方は戻ってください。笑
①差別と偏見の構造への問い
・時の国と風の国で評価が真逆の「白銀の子」。
・外見・出生・血筋によるレッテル貼り。
これは現代社会にも通じる「見えない暴力」の構造を反映しています。「“異質なものを恐れる心”にどう立ち向かうか」が問われていると思っています。
②選ぶという行為の重み
・これから物語の中で、ノア、ウィル、ノエル、それぞれが「守る」「斬る」「許す」などの選択をしていきます。
その選択のたびに、“犠牲”や“責任”が伴い、「正しさ」ではなく、「どうありたいか」で選ぶ覚悟が軸になっています。自分で選ぶということの痛みと強さが問われていきます。
③繋がりと絆の再定義
・ウィルとの絆は“血”ではなく、“信頼”で繋がっています。
・ノエルとの関係には“過去の痛み”と“未来への希望”があります。
・“選ばれし者”ではなく、自らを信じて誰かを守ろうとすることで、真の絆が生まれいていく。
「守られる」から「共に在る」への進化が軸になっていきます。
④少女の成長譚としての自立
・物語は、可憐な少女が「英雄」として目覚めていく神話構造です。
・ただの“選ばれた存在”ではなく、“覚悟を持つ者”として、ルーカスは「戦う自分」を見出していきます。
“弱さ”を抱えながら、それでも前に進む少女の物語です。誰かの光になれる自分を信じていくことが軸になっていきます。
この小説は、「私は、私として、生きていい」=「ルーカスが“自分自身”として世界に立つこと」を世界に証明するための旅(=物語)になっています。
ストーリーや伏線はかなり考えて執筆していますが、その中にある「伝えたいこと」にも重きを置いています。
なかなか長い話になってしまいました。
今はリリアンリュシルがエリゼに出会った過去編ですが、あと少しで現代編に戻れるかな……(遠い目)。