いつも読んでいただきありがとうございます。きぬもめんです。
最近「アルジャーノンに花束を」を読んでいます。
知的障がいをもつ成人男性、チャーリイが賢くなる手術を受けて賢くなっていく話。
これ独特な書かれ方していて、チャーリイ自身が書いている経過報告書という形で話が進むんですが、字が間違ってるわ句読点がほぼないわで、最初がまあ読みにくい。
けどそれだけにチャーリイ自身の知能の低さがすごくよくわかるというかめちゃくちゃにリアルなんですよね。チャーリイの頭の中ってこんな感じなんだってよくわかるというか。
どんどん賢くなっていくチャーリイ。その変化が文章からよく伝わってきて、最初のめちゃくちゃ文を読んだ身として妙な感慨深さを覚えます。「お前賢くなってるよチャーリイ!」みたいな……。
けれど賢くなることはいいことばかりではありません。賢くなった影響で今までの友達が自分を馬鹿にしていただけと気づくチャーリイ。
細かな今まで「わかってなかった」なエピソードがめっちゃしんどい。でも読みたい。チャーリイのこれからを見守りたい。
そんな気分で日々読んでおります。チャーリイ……どうなるんだ……
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