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更新お休み&好きな小説紹介

いつも読んでいただきありがとうございます。きぬもめんです。
今回は更新お休み&好きな小説について話していきたいと思います。


今日紹介するのは石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」シリーズです!

舞台は東京池袋。そこで店番をする主人公のマコトが様々な問題に巻き込まれながらも、持ち前の機転や知識、ホームである池袋の知識や人脈を使ってそれらを解決していく話、とざっくり説明するとこんな感じです。

マコトはもう色んなことに巻き込まれるわけですが、それが彼の問題解決能力を見込んでの依頼であったり彼自身が見過ごせないことだったり、と様々。池袋のキングと呼ばれる「タカシ」と友人なこともあって、色々な情報や問題が彼の元に転がり込みます。

その問題も本当に様々です。いじめであったりネット社会のいざこざであったり、薬物や店へのいやがらせ、人間関係のいざこざ、家族問題、事件性のあるものなどなどなど、とてもここでは書ききれないほどに多種多様です。えらいこっちゃ。個人的にはタピオカ屋の話が好きです。

中には個人で立ち向かうのは無理じゃね?と思うような問題も発生するわけですが、それをマコトが知識や人脈を駆使して解決していっちゃうわけです。かっこいいんだこれが。流石キングに頼られる男……。

とにかく読んでいてスカッとする場面が多いです。基本話の流れが「問題の発生→解決」で、悪いことをした相手はちゃんと報いを受ける、的な展開が多いので。モヤッとしない。スカッと爽やか。しかも一話ごとに完結しているスタイルなので読みやすいし、スカッとするシーンいっぱい。やったね!さらにシリーズものなので(しかも巻数がかなりある)浴びるように読めます!浴びよう!

登場するキャラクターはどれも個性的で魅力的。
自分はしがない店番、という顔をしていながらはちゃめちゃに機転が回る人間的魅力満載の主人公、マコト。池袋の少年少女、通称「Gボーイズ」をまとめ上げ、こいつどこに弱点あんの?と思わず考えてしまう完全無欠の最強キング、タカシ。
基本的に中心となるのはこの二人ですが、一話ごとに出てくるキャラクターも癖の塊のような感じなので……是非……是非読んで……。

あとマコトの家は果物屋なので果物の描写がよく出てくるんですが、どれも美味しそう。スイカとかパインとか串にさして売ってるの食べたい。

ちなみに小説版、ドラマ版、アニメ版と媒体も様々なのですが、個人的には小説版を推してます。タカシがかっこいいんや……。


とにかく読みやすくてスカッと爽快、面白い!が、この作品の魅力だと思ってます。多分密室にこのシリーズと一緒に放り込まれたら大喜びでずっと読んでると思う。一話完結なのでどこから読んでもいい、というのも最高。是非読んでみてください!

もし池袋ウエストゲートパークが好きな方とか、この回が好きですとか、他にもこんな小説が好きだよっていうのありましたらお気軽にここのコメントやTwitterなどで教えていただけると嬉しいです!

2件のコメント

  • IWGPめっちゃドラマ観てました。
    先日もNetflixで一気観しました。
    小説は未読なので、今度読んでみようと思います!
  • 笹 慎様 コメントありがとうございます!
    ドラマ版と小説版でかなり雰囲気が違うと思うので、ぜひぜひ楽しんでください!
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