いつも読んでいただきありがとうございます。きぬもめんです。
今回は更新お休み&魔法少女設定話ネズミ編です。
・ネズミ
巣の中の副リーダー的男。いつも取り巻きをつれており、つねに複数で行動する。頭が良いが、どちらかといえば悪知恵が良く働くタイプ。綺麗なものが好きで、手に入れたいもののためなら手段を選ばないところがある。巣の中では古参のほうであり、自身を助けてくれたボロには頭が上がらない。可愛がられているイレギュラー的存在のダグを敵視している。
というわけでネズミです。どうしようもない男、というイメージが強いかもしれません。典型的な三下、噛ませ犬タイプ。強きに媚び弱きに威張り散らかすキャラクター。自分は直接戦わず、取り巻きゃ情報を操作して相手を陥れようと画策します。どうしようもないですね。格闘ゲームに出たら主人公に初手で蹴散らされるような存在です。
ちなみに登場するキャラの中ですぐに名前が決まった存在でもあります。基本私は名前を迷う方で、チカ、ダグ、シャノンの名前はかなり悩んで決めたのですが、ネズミは何故か即決でした。覚えやすいし、なんか群れでこっそり行動してそうなイメージがある。思い浮かんだ瞬間「これだ!」感がすごかった。
そんな典型的どうしようもねえ男なネズミですが、結構仕事はちゃんとしています。口下手なリーダーに変わって巣の中の相談相手となったり(その相談から懐に入り込み、部下を増やしている)、仕事の割り振りをしたり、恐らく相手がダグ以外であれば良い兄貴分なのでしょう。彼は有用性を示せば仲間に入れてくれるので、何かしらのグループに所属したいという人間にとってはありがたい存在なのかもしれません。閉鎖空間の心のよりどころ的な。
三下、噛ませ犬、どうしようもない格下。そんな言葉がぴったりのネズミ。ですが彼も物語の中で他キャラクターから様々な刺激を受け、徐々に変わっていっている人間のひとりでもあります。ある意味、主人公チカの影響が一番強いと言える人物かもしれません。
そんな彼がこれからどのような形に育っていくのか楽しんでいただければ幸いです。
ネズミや、魔法少女シリーズの他キャラクター、世界観、また他小説への質問や感想がありましたら、お気軽にここのコメントや応援コメント、Twitterなどで聞いていただけると嬉しいです!