• SF
  • 異世界ファンタジー

更新お休み&魔法少女小話 ボロ 設定

いつも読んでいただきありがとうございます。
今回は更新お休みの設定語り回、ボロ編です。



・ボロ
テルタニスに反対する者たちのリーダー的存在。訳あって両足を失っており、足の代わりに車輪を付けて移動をしている。口数が少なく、言葉の足りない男。自分の評価を低く見積もっているところがある。
反抗者の代表ということもあり過激な思想の持ち主かと思いきや、本人は至って保守的で冷静な性格。自分が率いる仲間たちの安全を第一に考えて行動するため、行動が後手、守りに入りがち。テルタニスのことも嫌ってはいるが、面と向かって事を構える様な事はしない。あくまでも安全が第一なので。だが、思うところがないと言われればそう言うわけでもない。


巣の保護者、ボロです。
感情的に動くチカやダグとは違い、一歩引いて物事を見るタイプの人間ですね。巣という責任があるから軽率に動くわけにはいかないっていう。チカやダグの思考は「テルタニスムカつく!殴る!」ですが、ボロは「テルタニスに思うところはあるが、事を構えた場合の被害を考えると手を出すわけにはいかない」と言う感じです。また、ある理由から「話さなくても分かる」と考えてしまっている節があるので言葉が足りなくなり、誤解されがちです。面倒な大人ですね。

ただ彼も大人ではありますが人間なので完璧なわけなでく、間違った判断をすることもあります。彼を書く上で大事にしているのはそんな人間臭さです。

彼もあくまで「正解を選択する大人」に見えるだけで、中身はチカ達と同じ、喜びや怒りに揺れる人間です。子供の主人公たちと違い、「立場や守るべきものがあるので軽率に動くわけにはいかない」と、普段は自らを律していますが、己の中では感情と立場の間で悩み、揺れ動いています。
ただ、揺れてはいても実際に自分の感情と仲間の安全を天秤にかけた時、仲間の安全をすぐにとるのがボロという男です。

そんな保守的すぎるところもある彼ですが、チカ達と出会い、徐々にですが変わりつつもあります。本編ではそんな彼の人間臭さと変化を楽しんでいただければ幸いです。

またボロやその他キャラクター、話についての感想や質問がありましたらお気軽にコメントしていただけるととても嬉しいです!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する