難しかねぇこういうの。
どうも、凪さなぎです。標準語話者です。
自著の「余剰の罪」が10万字を超えました。あとちょいでラストのところに来ています。
読んでくれている方々がいてくれるのが、本当に嬉しいです。いつもありがとうございます。
気になる方はこのリンクから。
https://kakuyomu.jp/works/2912051601684511122
さて、以前にもチラリと触れました、WEB小説と紙媒体(一部ラノベ除く商業小説?)との違いがなかなか面白いって話ですね。
そんなテーマを懐から出しつつ、私は余剰の罪の執筆を始めてから、ようやく「本を読むようになりました」と人様に言える程度の読書歴です。
ここ4カ月程で12冊をようやく読み終えました。小説っていいですね。
そんな人間が「〇〇って」って話をするのは怖いんですがね。まぁ、それはそれ。
そんな私ですが、WEB小説に触れるのは初めてではないんですよ。
以前に他所様で、長編含めていくつか書いてました。
その頃は、今で言うところの「テンプレもの」なんてものがなかった時代でした。当時のはあったのかもだけど。
タイトルは短いし、転生モノなんてのも、街なかで名物おじさんを見かける程度にあるくらい。
地域差はあれど、今とは流行りの環境がまるで違うわけでございます。
そんな私がカクヨムを始めたもんですから、もうパニックですよ。
この小説はどっちがキャッチコピーで、どっちがタイトルなんだ、とかオロオロしてました。
先に言っておきますが、批判記事という訳ではありません。
陸に戻った浦島太郎の日記を見つけたと思ってください。湿気て埃かぶってんなぁって。
なかなかコイツは話が前に進まねぇなぁ、とお思いかもしれません。
実は、それが紙媒体の特徴でもあるんです。少し語弊はありますけども。
正確に言うなら、WEB小説は展開がはっやい。はっやいの、早いどころじゃなくて。
WEB小説は基本、隙間時間に読まれるんですよね。
だからみんな、タイパ優先なんですよ。
冒頭に盛り上がりがあるか、分かりやすいか、伏線がコンパクトか。
アニソンでサビ始まりの曲が増えたのに似てるんですよ。音楽のサブスク文化にも近い。
ところが紙媒体は、読書体験そのものを買うというか、予めお金を払う訳なんです。
なので、後半に盛り上がりがあっても、それまでページをめくる。先に投資してるし、ページをめくることも一興だから。
WEB小説とは違う前提なんですよね。
音楽ならアルバムごと買って、全曲聴いていくのに近い。
だからWEB小説は、タイトルの時点で内容を説明するし、説明することで、読んでもらおうとする。
生き物図鑑を見るのが好きだった私は、効率がいい進化だなぁと感動すら覚えてました。
異なる特徴が、ジャンル毎にあるのも面白い。
私の好きなホラージャンルだとモキュメンタリー形式とか、読者の側に恐怖が侵食するようなのとか。
それらを実験的にやってみたのが、私の作品の「S谷区にある雑居ビルにて」でした。
新人無名の私がホラーランキング最高12位までいけたので、方向性は間違ってなかったと思います。
よかったらご参考にどうぞ。
実験的にやったと言いましたが、実話ベースなのは本当です。
https://kakuyomu.jp/works/2912051603505412891
あとはリベンジものとか、サクセスストーリーとかが多いのも特徴かしら。
この二つは昨今の暗い世相の裏返しなのかなぁ、なんて思ったりもしますが。
WEB小説って、生活や世相に寄り添った進化をしているんですよね。
そう考えてみると、生き物を観察しているようで面白くもあるんです。
私は、島に着いた貨物船のコンテナに紛れた名物おじさんみたいなものなので、どうにか定着できたらいいな、なんて思っている次第です。
こういう生態系はどんどん乱れていった方が面白いですからね。
長々と中身のない話で失礼しました。