春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
「小説家になろう」作者別獲得ポイント第四位です。 著作累計百万部(電子込み)、代表作は「ドラたま」、「暴食妃の剣」です。
初めまして。Key-No.92です。 座右の銘は、好きを突き抜ける暴走機関車。 こんなだめな作者ですが、もし書いた話が少しでも人の心に残ってくださることがあれば、それはもう奇跡としか言いようがありません。 どうか皆様、応援のほどよろしくお願いします!……チラチラッ もし誤字や誤変換など、むむむと思える箇所があれば、遠慮なくおっしゃってください。 即刻で対応いたしますので、どうかよろしくお願いします。 なろうのほうでも同時掲載しています。
書籍化、アニメ化が夢のくらまゆうき。 恐らくこの夢は生命終わりし日まで諦める事はないですな。 天冥聖戦を読んでくださってありがとうございます。 これで夢が近づきました。
北関東在住の「さいとう みさき」と申します。 お越しいただいた皆様おはよう、こんにちは、こんばんは。 とても対人恐怖症で打たれ弱い私ですが、どうぞよろしくお願い致します。 いい加減なお話、適当なお話が多い私の物語ですが、皆様に小さくても「くすっ」と笑っていただけるものを目指して書いております。 良ければお付き合い頂けると嬉しいなぁ。 異世界転生、ラブコメ、たまに真面目なお話といろいろと書いております。 *最近女性に間違われるので一応ここでも書いておきましょう。 「さいとう みさき」には中身が二人いました。 「みさきR(男:主夫)」と「みさきS(女:首輪と鎖がステキな女王様)」の夫婦でしたが、「妻は緑内障を煩わせた」https://kakuyomu.jp/works/16816927859581731936の通りでして活動自粛しております。 ですので現状アカウントは一人(みさきR)での活動となっております。 もっとも、ネタとプロット担当の「みさきS」が残した大学ノート三冊分のお陰であと十年は戦えそうですが(笑)。 代表作 異世界転生:「エルハイミR-おっさんが異世界転生して美少女に!?‐」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890211621 ラブコメ:「私はお兄ちゃんをそんな子に育てた覚えはないよ!?」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054917878287 其の他短編:ごちゃまぜ短編集 誤字脱字などありましたらジャンジャンご指摘くださいませ! どうぞ生暖かい目で、日本海のような広いお心で付き合ってやってください。 <(_ _)>ぺこり 「小説家になろう」様、「アルファポリス」様でも展開中!