• SF
  • エッセイ・ノンフィクション

🌱【終端の観測者:設定公開③】

蒼空と沙羅──このふたりの強い絆には、少年少女時代の“原点”が存在します。



蒼空、7歳。
母のために庭の花に水やりをしていた彼は、自動水やり装置を廃材で作ろうとしていた。
けれど上手くいかず、孤独な作業を続ける日々。

そんな彼に、声をかけたのが少女・沙羅。

「何してるの?」
「……君には理解できない」
「見せて」

そして、沙羅は蒼空の頭の中の装置を、完璧に完成させてしまう。




完成した装置を見つめながら──


「私、沙羅。あなたは?」

「……蒼空」

この一言から、ふたりの未来が始まりました。



蒼空の原動力は「知りたい」こと。
沙羅の願いは「彼とともに、それを見たい」こと。

ふたりは観測の旅のはじまりから、ずっと並んで立っていたのです。

👁‍🗨次回は、観測が“終端”に到達したとき、何が起こるのか?

👇作品はこちら
https://kakuyomu.jp/works/16818622177500584266
#終端の観測者 #カクヨム #SF #完結作品 #設定公開

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する