• 現代ドラマ
  • SF

今更解説するシリーズ③

こんにちは、なかがしです。

ふと自分の作品を読み返していたところ、総会編の新田の再現演技について何も言っていなかったので少し補足します。例の如く飛ばしても構いません。

再現演技。自分の記憶の中のできごとを思い出し、それを再現するように演じるものです。

作中でも楠が言及してましたが、これに関しては演技ですらありません。できごとをやり直しているだけです。使い所もほぼありません。演劇の台本として採用されるものに、現実の経験をそのまま当てはめられるケースは、限りなく少ないでしょう。だからこそ「産みの苦しみ」という言葉があるのだと思います。台本も、演技も、産み出すものであるべきです。

自分の中での演技とは、苦しみながらも役作りをして、悩んで試行錯誤したものに魂が篭もります。これは根幹の部分ですので、崩せません。

ではなぜこういう形をとったか、という話になるのですが、素人でも形にはなるからですね。掛け合いにもならなくなる独りよがりの演技にはなるのですが、動きの違和感やセリフのニュアンスなどは、限りなく状況に近しいものになります。つまり場面との整合性が取りやすいんです。

しかも総会編では椿を倒すための急ごしらえのものでした。経験者に素人が勝つには、演技をしなければいい。というのが卑屈な彼らしいものですね。

最後にこれからについてですが、テストを6月にするつもりでしたが、予定が変わって中間をスポットに当てることになりました。2章に進むためです。
まだまだ序盤ですが、そろそろ演技がメインになると思います!よろしくお願いします!

長文、失礼致しました。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する