新作の第21話をアップしました。
もしお時間有ったらお付き合い頂けると幸甚です。
『愛した人は二次元でも三次元でもありませんでした ~AI美少女との誓い』
https://kakuyomu.jp/works/16817330662707650539はい、本日は真面目に行きます! 本日アップの第21話で第一章が完結です。
明日からは第二章となりますが、自分の場合、多くの作者様と少し異なる手順で作品をアップしています。
前回アップした異世界ものでもそうでしたが、章を «起・承・転・結» の4章構成にし、それを明示することで読者さんが物語の全体のどの辺りを辿っているのかを分かるようにしています。 善し悪しは別として、これは他作で見かけたことはありません。
そうする理由は、執筆の動機が他の多くの作家さんのように 『こんな話を書きたい』 というのと少し異なり、『こういう結果にこういう想いの変遷の果てに辿り着きたい』 という、カタルシスを書きたいからです。
そして一度結末まで書き上げてから推敲を全体通しで50~100周して、各内容や人物を絡めて行き、薄っぺらい内容を数倍に濃縮して行きます。(才能がないのでそうしないとカタルシスどころではないものになってしまうので……)
そしてカタルシスを表現するために拙作では必ずしも痛快な楽しい事や ザマァ から始まることはなく、映画のようにまずは主人公の敗北感や劣等感から始まるのです。(だから読まれない)
まあ、公募向けに書いていたからというのもあるのですが、最近では公募も書籍化される物も最初からウケる内容の作品ばかりですね。
結末が~ ……なんて言って、そんな流行らない事ばかり言ってるのであまり読まれることもないし、そもそもそうしたものを好む読者も殆どいなくなってしまった?ので半分あきらめてます。
(ある公募などは最初の20ページがよければそれで審査する、なんてのも出てきました。もうお尻がどんなでもいいんですね。確かに購入動機は最初だけが肝心ですからね。その割り切りこそプロの仕事!さすがとしか言いようがありません)
だからこそ同じような作品が量産され、このカクヨムでの今のラノベは~の論評(某ら○た氏)がすごい絶賛されてますね。
それでも奇跡を信じて、『あの主人公が最後に■■■となってよかったね』 というようなカタルシスに対するコメントを貰える日まで少しは足掻いてみようかと思っています。
それでは、皆さんも自分の理想の作品提示に向けて頑張ってください。