おはようございます。
kazuchiです。
最近、忙しくて更新が出来なくて
申し訳ありません。
その理由として新しい家族が増えて、
そのお世話に忙殺されておりました。
あ、別に子供が生まれたとかではありません(^_^;)
新しい家族、ビションフリーゼの子犬を
お迎えすることになったのです!!
執筆に関係ない話題と感じられたかと思いますが、
実は私にとって密接な関係があります。
この短編を覚えていらっしゃるでしょうか?
ぼくと彼女のたった一つの約束!! きみの笑顔を絶対に曇らせないこと……
https://kakuyomu.jp/works/16817139554789940159昔、飼っていた犬を思い浮かべながら書いた作品です。
その犬は長く連れ添って最後を看取りました。
当時、相方が長期入院していて、退院までは残念ながら間に合いませんでした。
愛犬を亡くす悲しみはとても深かったのですが、
しかし自分なりに間際まで一緒にいることが出来て、
悔いのようなものは少なかったです。
相方とも次の犬をすぐ迎えることは無いと、
話していました。
そんな折に「5分で読書コンテスト」があり、
亡くなった愛犬をモデルに作品を書いてみようと
考えました。
天国にいる愛犬への手紙代わりに、
なればとの想いも強かったことと、
自分なりに、一つの区切りみたいな物にしたかったんだと思います。
そして作品は一定の評価を頂けました。
普段、私が書く幼馴染の恋愛作品に比べたら
少ないですが、逆にペットを亡くされた方から
熱い感想を頂けたことがとても嬉しかったです。
亡くなった愛犬が天国でも、こうあって欲しい、という
自分の願望も入っている手紙的な内容で恥ずかしい限りでしたが、
その結果に満足しました。
その後、相方が退院から半年が経ち、
普段の生活も、やっと戻ってきました。
とある週末、普段そんなことを言わない相方が、急に
ペットショップに行こうと言い出したのです。
その言葉に自分も驚きました。
「もう犬は飼わないんじゃなかったの?」
そんな私の問いかけに、相方は答えました。
「亡くなったあの子が夢に現れたの……」
それ以上、内容は深く教えてくませんでしたが、
だけどその表情に何か運命的な物を感じました。
その後、新しい家族を迎えることになり、
我が家に欠けていた物に気が付きました。
以前もこの近況ノートで書きましたが、
自分も執筆にのめり込むあまり、
家族との時間を蔑ろにしていたことです。
些細なことでケンカをしたり、
罰当たりですが、あれほど相方が入院の時には
無事を祈ったこともすっかり忘れて。
決して新しいおもちゃを買うようには
新しい犬を迎えようとは考えてはいません。
生き物を飼う責任は分かっているつもりです。
その上で新しく家族を迎える決断をしました。
今、この近況ノートを書いている傍らで、
いたずら盛りの子犬が、カーテンを咥えて
悪さをしています。
だけど私たちの気持は、とても穏やかです。
自然と笑みが溢れてしまいます。
そんな私たち家族を、亡くなった愛犬も天国から見守ってくれている筈です。
小説のショコラくんみたいに。
「頼むぜ、新しいボディーガード、
僕のしっぽの代わりをよろしくな」