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比良野 瞬

  • @kataranai
  • 2026年2月21日に登録
  • 現代ドラマ
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  • 6日前

    「語らない仕事」第1章を公開しました

    第1章では、患者の身体はほとんど変わっていません。 足は動かないままですし、 手も思い通りにはなりません。 箱を数センチ動かしたこと。 キーボードをゆっくり押したこと。 退院後の予定をひとつ決めたこと。 それだけです。 けれど、この章で私が書きたかったのは、 患者の回復というより、 作業療法士・宮本の立ち位置でした。 宮本は、励ましません。 安易に希望も提示しません。 「大丈夫」とも言いません。 できることと、できないことを、 そのまま確認します。 そして、急がせません。 医療の現場では、 良かれと思って未来を先回りしてしまうことがあります。 止めたほうがいいと感じることもあります。 それでも、最後に決めるのは本人です。 宮本は治す人ではなく、 「決める瞬間に立ち会う人」として描いています。 つかめない手であっても、何をつかもうとするのか。 第1章は、その時間を書きました。 これからも宮本の物語は静かに続きます。
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