いつの間にかPVが100を越えていました!
なかなか伸びずに苦しい時もありますが、応援してくださった皆さんの名前が見えるおかげで励みになっています。いつもありがとうございます!
さて、せっかく近況ノートを更新するということで、執筆の上で考えていたことを書かせていただきます。
今回は「試合の快感」「大胆不敵」で描いた主人公の初めての試合のことついてツラツラと綴っていきますので、ぜひお付き合いください。
※ネタバレ含みますので、未読の方はご注意ください。
この試合では主人公の沢渡鳴のキャラクターを皆さんに知ってもらうことを目標にしていました。皆さんに伝えたかった要素は以下の三つです。
1.真面目であること
2.人当たりが良いこと
3.サッカーに関しては負けず嫌いでカッとなりやすいこと
1.真面目であること
実は、メイちゃんは初めての試合で緊張しつつも、この試合で技術的なミスをしたというシーンがありません。しかも、後半では得点の起点となる逆サイドへのサイドチェンジを一回で成功させています。
これは、中学時代から基礎的な練習を反復してこなしていたということで、彼女の真面目さを強調していました。
2.人当たりが良いこと
前段の話でも書いていますが、彼女は基本的に年齢や性格関係なく、どの人物にも物腰柔らかで丁寧に接する人です。今回は自分がAチームに上がるという目的もありますが、不当な理由でBチームにいる先輩に協力したいという気持ちで試合のモチベーションを高めていました。
その人柄が伝わっており、同級生だけでなく先輩もメイちゃんを頼っている描写をたくさん入れています。
ちなみに、この人当たりの良さが後々出てくる藤堂恵というキャラクターとの対比となっているのです。
3.サッカーに関しては負けず嫌いで激情家であること
試合の一番の盛り上がりと言っても過言ではないのですが、裏を取られて決定機を作られた直後にオフサイドトラップを仕掛けたシーンでこの要素を表しています。
このシーンは、まず失敗すれば決定機ということで、危ないというのもそうですが、人を巻き込んでまでリスクの高い戦術を採用したということで、上二つのメイちゃんの性格からは考えられない行動です。
これを裏を取られた意趣返しの意味で行うということで、サッカーのこととなると、負けず嫌いでカッとなりやすいことを表現しました。
この性格こそが時に彼女を苦しめる要因で、これからの話もこの要素がキーとなって進んでいきます。
以上の三つが初めての試合を描いた時に皆様に伝わるように意識して執筆したことです。
皆様に伝わっていればすごく嬉しく思います。
以降の話も精一杯書いていますので、楽しんでお読みいただけますと幸いです。