• SF
  • ミステリー

短編ミステリー、枚数オーバー

この前から、短編ミステリーを書いています。公開用ではなく、公募用です。この時期ですので、どこへ出すかは見え見えですが、一応言わないことにします。出来が悪くて出せなくなるかもしれないので(笑)。プロットに従って書き上げたのですが、枚数オーバーになってしまいました。80枚のところが、81枚。しかも、まだあと1、2枚分くらい書き足りないところがあるように感じています。必要なところを増やしつつ、余分なところを削る、ということになります。まあ、少なすぎるよりはましです。とはいえ、公募の短編って下限が30枚とか40枚なので、足りないのはよほどのことですよね。

話の展開としてはわりあいオーソドックスなので、他の部分で新味を出す必要があります。今考えているのは、会話です。大方の部分、二人のかけ合いで話を進めているのですが、一人が事件と関係なさそうなところにひたすらこだわって話をする(しかし実は後でそれが事件と関係あったことがわかる)という感じにしたいのです。なかなか難しいです。好きなタイプのキャラクターなので、会話させることは簡単なんですけどね。少し前の近況報告で書いた、構成(序破急の分量のバランス)も考慮しなければなりません。仮にでもいったん書き上げて、全体を読み直して、バランスを見ながら足したり削ったりする、ということにしようと。

後は、ミスリード。意外性のためには結末を見えにくくしないといけません。しかし筆者は根が正直なので、読み手を騙すのが苦手なんですよ(笑)。わざとらしい感じになってしまいます。ですがこれも、ミスリードしないよりはましでしょう。ずっと話が順調に進むミステリは面白くないですから。ただ、本来は10月中に書き上げる予定だったものが、9月半ばに(仮にでも)できあがってしまってますので、修正する時間は十分にあります。もう1本書けるんじゃないかというくらい(笑)。でもきっと今書いた分のクオリティーを上げる方がいいですよね。とりあえず2、3日寝かせてから、作業再開です。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する