芥子菜ジパ子

ただ生きている。でもすごく生きている。

ある男娼の独白。

下ネタについて本気出して考察してみた。

月が綺麗だから、みんな月をいいわけにする。

悪徳の種は、そこらじゅうに転がっている。私たちがそれと気付かぬだけで。 ＜カクヨムweb小説短編賞2023　「円城塔賞」応募作品＞

そんなものなのだ。結局、いくつになったって。 ※年末年始らしいものを、と掲載致しました。 ※2023年5月に開催された文学フリマ東京36にて販売した「彼女たちの言うことには」…

〈私たちのそれは微熱のようなもので、取るに足らないかもしれない。それでも私たちは、恋を持て余す〉 「恋」をテーマにした短歌＋ショートショートです。一話完結で、こつこつと更新で…

冷蔵庫のなかの静かな死と、SNSで唐突に突き付けられる死。 2000字ほどの超短編です。

僕が恋した君は、まもなく「人魚」になってしまう。 ＜第六回こむら川小説大賞参加作品（お題「逆境」）＞ ＜カクヨムWeb小説短編賞2023　「円城塔賞」応募作品＞

たとえ世界が私を憐れみ蔑んだとしても、私が自身をみっともないと笑ったとしても、私は別に悲しくありません。 ＜第六回こむら川小説大賞参加作品（お題「逆境」） ＜カクヨムweb…

私たちにとっては他愛もない願いや希望が、誰かの絶望でないなんて、そんな保証は、どこにも、ないのです。

七夕の夜の、ある男女の短いお話。 一年前に「文披31題」という企画に参加した際にTwitterに、そして5月の文学フリマ東京36にて販売した「彼女たちの言うことには」に集録…

夏の夜に過った男と女の、今更な青い春。 〈第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　ニ十首連作部門応募作〉