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去年の5月3日にnoteに書いた、「希望的観測の先に」のあとがき

澪と悠真の話は、ずっと温めてきた話で、原型となった設定があって、その主人公は、坂戸有也という男性で、話は本が売れず、編集者からクビを宣告されるという感じのものでした。多分その話を、以前ブログに載せた時に、コメントで、主人公は同性の方がいいんじゃないかとアドバイスを受けて、澪という名前にして、性別も女性にして、主人公として、話を考えていこうと思いました。

そんな中、澪の恋人の悠真の苦悩にある時気付いて、何てキャラクターの気持ちに鈍感だったんだろうと反省して、彼を主人公で書いてみようと思ったんです。

最初に思い付いたシーンは、悠真が澪の本を持って、書店から出てきて、横断歩道の前で夏原先生に声をかけられるというもので、そこから始めていきました。

でもなかなか上手くいかず、そうだ、短編にしてみたら書けるかもと思って、ブログに載せてみようかなんて妄想が膨らんだんですが、実際の自分の文章を見ると、とてもじゃないけど、小説の体を成してなくて、ネット上の小説と見比べて、あー、だめだこりゃって、思いました。

けれど、諦めることは出来なくて、何回も書き直して、妹や、母に読んでもらって、何とか、形にすることが出来ました。

ずっと、この話を書き切ることが私の夢だったんです。

いつも、自分が思い描いている世界を小説にしたいと思っていたけど、自分の力ではどうにも出来ないし、書いても上手くいかなくて、それが、じれったくてしょうがなかったのです。

私はやはり、短編を書く方が、向いていると思いました。

長い話を書こうとするから、わけがわからなくなるのだと気付きました。
ここまで、お付き合い頂き、ありがとうございました。

もし、おかしい所や、間違っている箇所がありましたら、コメントでお知らせ下さるとありがたいです。

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