「幼馴染みを寝取られた俺の元に武闘派の天使が舞い降りた」の本編でやっと言及されましたが、武闘派天使秀世ちゃんのお母さん、三月親父の初恋の元恋人でもあった劉秀美(りゅう ひでみ)ちゃんは、白血病治療の為の骨髄移植のショックで長い間、記憶を失っておりました。
そもそも舞台設定上の1980年代初期では本来骨髄移植なんぞ夢のまた夢。
骨髄移植は、その前に強力な化学療法にて病んだ造血細胞を徹底的に叩くのですが、その加減を間違えてしまったという設定です。
昏睡状態の中、移植骨髄は奇跡的に定着したものの…目覚めた彼女はもはや別人と化してました。
劉家の親父さんは、「香港で亡くなった彼女は既に荼毘にふされた」こととして、日本では空の骨壺で告別式を執り行ったのです。(身内扱いの三月にだけは伝えるべきなんじゃないかという話は劉家の中でさんざん行われたようで、特に三月が沙織と結婚する際は、議論が最高潮に成されたようです。)
その後、記憶を失った秀美ちゃんは、分家筋である台湾の明家に預けられて、そこで10歳年上の今の旦那様とお見合いのような形で結婚して、一男一女を授かるのですが。
記憶の回復はある日突然やってきたのです。
(裏設定では、当時福岡で行われていた「脱炭素社会の構築」というシンポジウムにてたまたま三月とすれ違ったのが引き金。もちろん三月も全く気がついておりません。)
さて…記憶が戻った秀美がどうしているか…実は明の旦那様とは既に円満離婚してしまってるんですね。
最も、明家は劉家にとって最も近しい分家で会社組織としても最重要のビジネスパートナー。
秀美ちゃんと元旦那様は、最も信頼出来るビジネスパートナーとして、そのお付き合いは続いているのです。
画像は、結婚当時の二十代の秀美ちゃん。
沙織と比べても…どうでしょうか。
まあ、ロリでは無いですかね_(^^;)ゞ