昨日の近況ノート更新後から、本日の近況ノート作成時までの間に、作品をフォローしてくださった方、♥で応援してくださった方、★でレビューしてくださった方への感謝を(全作分まとめてで申し訳ございませんが)させていただきたいと思います。
新たに作品をフォローしてくださった、SeraNoeRu様、山奥の猫様、matbam様、ありがとうございました!
♥で応援してくださった、和泉歌夜様、まさぽんた様、琵琶湖3411M@タイピング投稿者様、山奥の猫様、ありがとうございました!
★レビューしてくださった、山奥の猫様、ありがとうございました!
流行っているかや、人気があるかなどは一切考えず、自分の好きなものを好きなように書いてしまっている、ダメダメ底辺作家ではございますが。
それでも少しずつ、フォローしてくださる方や、応援や評価をしてくださる方が増えて来ており、大変ありがたく思っています。
私、なろうやカクヨムで書かせていただいてはおりますが、いわゆる〝なろう系〟を愛読していらっしゃる方々とは、読み方が全く違っているらしいんですよね。
そのことに気付いてから、
「ああ、なるほど。だから私の作品は、なろう系好きな方々に、スルーされてしまうのか」
と、納得することができたと申しますか……。
読み方の、どこが違うかと申しますと。
なろう系好きな方々は、〝主人公=自分〟として読まれることが、ほとんどだそうですね。
私の場合、〝主人公=自分〟と思って読むことが、まずないんですよ。
乙女ゲーをプレイする場合であっても、〝主人公=自分〟と思って、プレイしたことはございません。
主人公の恋を見守るような目線で、いつもプレイしています。
まあ、主人公と登場人物の恋を、こっそり覗き見させてもらっている気分と申しますか……〝透明人間化したモブ〟のつもりで、プレイしているって感じでしょうか。
読書する場合もそうです。
主人公がタイプじゃなくても、特に活躍しなくても、他の登場人物の中に、好みのキャラや、応援したくなってしまうようなキャラが1人でもいさえすれば、それだけで楽しめちゃったりします。
……ですが、なろう系読者様のほとんどは、〝主人公=自分〟と思って、お読みになってらっしゃるんですよね?
だから当然、主人公が目立たなかったり、活躍しなくなったり、不遇な目に遭ったりすると、読む気を失ってしまうと。(不遇な目に遭っても、最後に〝ざまぁ〟展開が待っているのがわかっている話は、また別でしょうけれども)
その事実を知った時、
「なるほどなぁ……。だからかぁ~。だからなろう系作品では、〝主人公最強〟が鉄則だったりするのか。とにかく、主人公がチヤホヤされなきゃダメなわけだ?……そっかそっか。なるほどぉ~~~」
と、ものすごく納得できたわけです。
『そんなの当たり前じゃん』――と思われる方が、ほとんどなのかもしれませんが。
……いえいえ。
私のように、〝主人公=自分〟と思って読んだことがない人間にとっては、全然〝当たり前〟のことではないのですよ。
ごくごく少数なのかもしれませんが、私のような読み方をする人間もいるのです。
ですから私は、〝主人公以外の人間が活躍する話〟も大好きですし、〝主人公以外の人間の動向〟が、すごく気になったりもしちゃいます。
どうしても、〝主人公さえ幸せならいい〟――という考えには至れない。
主人公と同じくらい、周りの人達も幸せになってほしい。少なくとも、不幸になってほしくはない。
〝後味の悪い〟作品が、私は何より苦手なのです。
もちろん、〝全ての人間が幸せになれる世界〟など、そうそうないでしょうし、簡単にその道にいたれるほど、この世界は生易しいものではありませんが。
それはわかっています。
わかっていても……。
だからこそ、物語の中でくらい、少しでも多くの人達に、幸せになってほしい。
いつでも幸せでいてほしい。
そんな願いを込めつつ、私は物語を書いています。
私の作品で、〝主人公以外の人間がやたら出張る〟のは、そういう理由からです。
主人公も大切だけど、他のキャラ達も、同じくらい大切なのです。
……っと。
また長々と語ってしまいましたね。
申し訳ございません……。
とにかく、この事実に気付いたのは、ここ1~2年のことでございまして。
初めて知った時は、結構な衝撃を受けたものです。
自分の作品がほとんど読まれないわけが、自分がいつまでも底辺なわけが、嫌と言うほど思い知らされたのでした。
まあ、だからといって、書き方を変えるつもりもありませんが。
……仕方ないじゃないですか。
私は、『楽しい』と思えなければ、書けない人間なのですから。
人気のため、お金のためと割り切って、気の進まない話を書いていられるほど、器用な人間でも、利口な人間でもないのですから。
そういうわけですので。
これからも、こういう作風のお話を、懲りずに書き続けることになると思います。
その点をご理解いただいた上で、作品をお読みくださいますよう、どうかよろしくお願いいたします!
それでは、また(^-^)ノ